1996年に「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されて以降、世界的な人気を誇るゲームタイトルとなっている「ポケモン」。近年でも新作ゲームが発売されているほか、スマートフォン用のアプリ「ポケモン GO」も人気を博している。今回は、そんなポケモン関連グッズの中のひとつ「ポケモンカードゲーム」の中から、驚きの金額がつけられる高額カードについてお伝えしていきたい。
ポケモンカード価値ランキングが発表!
これらは海外メディア・Kotakuが発表した「歴史上最も価値のあるポケモンカードトップ10(The Top 10 Most Valuable Pokémon Cards In History)」を基にしたデータとなっている。10位から7位までは日本円にして1,000万円に満たないため割愛するが、10位の「レックウザ(蒼空の激突)」ですら、もとは市販品にも関わらず500万円の値が付くレベルだ。
そして6位となったのは1999年に日本で開催された全国大会で各地区の優勝者にのみ配られた「No.1 トレーナー」がランクイン。保存状態が良好だったこともあり9万ドル(約1,000万円)で販売されたという。5位は2000年に市販された拡張パック「ポケモンカード★neo」の「ルギア」が14万4,300ドル(約1,600万円)、4位には親子で出場するポケカの大会の賞品カードとなった「ガルーラ」が15万100ドル(約1,700万円)を記録している。
トップ3からはさらに値が跳ね上がり、3位となったカードの裏面が印刷されていない“エラーカード”の「バックレスカメックス」は36万ドル(約4,000万円)に。2位は初期版のみに見られる枠部分に影の無い「リザードン(第1弾 拡張パック)」も、36万9,000ドル(約4,100万円)で販売されているという。
そして最も高額なポケカは、ポケカのイラストコンペティションで入賞者に配布された「ポケモンイラストレーター」。その額はリザードンを上回る37万5,000ドル(約4,200万円)だという。世界最大級のトレーディングカード向けマーケットプレイス「PWCC」によれば、このカードはこれまで40枚程度しか配布されなかったといい、だからこそ希少価値が高まりこのような高額になったと思われる。
トップ3はカード1枚でちょっとした都内のマンションを買えてしまいそうなレベルの値段がつけられた今回のランキング。どれも2000年前後のカードで当時から20年ほどの月日が経っているかなり昔のカードではあるが、逆に言えば20年前にポケカで遊んだ世代にとってはドンピシャかもしれない。かく言う筆者も小学生のに遊んでいた男子の一人だ(リザードンのカードを子ども会の集まりで紛失したことはいまでも忘れない)。
物持ちの良い読者の方々は、次に実家に帰省したときにかつて遊んでいたカードゲームを引っ張り出して高額カードが無いかチェックしてみても面白いのではないだろうか。
参照元:「ポケモンカード」の中で最も価値の高いカードトップ10【GIGAZINE】
※サムネイル画像(Image:Hethers / Shutterstock.com)