Nintendo Switchのソフトで大ヒット中の「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」。その学習本「桃太郎電鉄でわかる都道府県大図鑑」が、7月13日に発売された。これほどの超ロングセラーゲームともなると、書籍化まですることになるので驚き。いったいどんな図鑑となっているのだろうか。
人気予備校講師監修の家族みんなで楽しめる図鑑

『桃太郎電鉄でわかる都道府県大図鑑』(宝島社)定価:1400円(税込)
桃鉄といえば、プレイヤーが鉄道会社の“社長”として、すごろくの要領で目的地を目指しつつ、日本全国を移動する。そして各地で物件を買い集め、国土開発で収益をあげて資産を増やし、日本一の社長を目指すというゲームだ。1988年に第1作目が登場して以来、30年以上愛されてきたが、その桃鉄史上、初となる図鑑が発売され、話題となっている。
桃太郎電鉄でわかる都道府県大図鑑では、ゲーム内で登場する全国各地の特産物や伝統工芸品などが写真付きで解説される。都道府県の名前やその地域の特徴など、日本の地理をこれから学習する小学生をはじめ、大人でも知らないような情報もたくさん掲載されているため、親子で学びを共有できる。もちろん、桃鉄のキャラクターも登場するので、小さい子どもも楽しんで学べるようになっている。この図鑑を監修したのは、フジテレビ系「ネプリーグ」にレギュラー出演する東進ハイスクールの村瀬哲史(むらせ あきふみ)氏。さすが人気講師だけあり、子どもの興味を掻き立てつつ、学習につなげることができるよう工夫して構成されているようだ。