過半数以上の若者が自由民主党を支持するも、政治への期待感は低下している?

発足当時に比べ、期待値が大きくダウンしてしまった菅政権(学校総選挙プロジェクト調べ)
そして、今回のアンケートで期待する政党の第1位となったのは、「自由民主党」。50.8%の人が投票し、2位以下に大差をつける結果となった。選んだ理由には「コロナという未曽有の事態でも上手く国を回している。非難もあるが、なんだかんだ上手くいっているのでは」という意見や「引き続きコロナ感染防止に全力を尽くしてほしい。途中で政権が変わるとややこしくなりそう」「他の党よりマシなだけで期待値は低い」といった消極的な理由も。
過半数の若者が現政権に期待していることが分かった、今回のアンケート。だが、菅内閣発足直後の2020年10月に行った同アンケートでは、自由民主党が64.4%で13.6ポイント減、立憲民主党が6.8%で2.4ポイント増、だったことから現政権への不満が増えていることも見て取れる。さらに、“期待できる政党がない”という理由から「そのほかの政党」を選んだ人も前回の3.6%から8.7%に増えていることからも、若者の政治への期待感の低下が伺える。
今秋以降には衆議院の選挙が行われる。菅政権によるコロナ対策や東京オリンピックを通じて、若者たちはどのような反応を示すだろうか。低下しつつある現政権への期待度は、選挙にどのような影響を及ぼすだろうか、注目したい。
出典元:日本の若者が、いま期待する政党は「自由民主党」(64.4%)、首相にふさわしいのは「菅義偉」(46.5%)【CCCマーケティング】
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