給与に不満抱える人が多数

給与額に「満足」は7.3%、「やや満足」は31.7%だった
また、注目すべきは「自社の給与額決定方法が適切だと思うか」という質問に対して、過半数である54.4%もの人が「適切ではない」と感じているという点だ。その理由の第1位としては、「給与の決め方が不透明だから」が挙げられた。前述の給与額決定で考慮される項目でも10.0%が「不明」だとしたが、給与額が少ないと感じる人のうちでは、46.6%と半数近い人が「どう評価されてこんなに少ない給料なんだよ!」と不満に感じているということになる。そして、理由の第2位は「個人の成果や貢献度が給与に反映されないから」、第3位は「なぜその金額なのか説明されないから」だった。この結果からは、多くのサラリーマンが「自分はこんなにやっているのに……」と感じている様子が伺える。
「給与額に満足しているか」という質問に対しても、「適切だと思わない」と回答した人のうちでは80%以上が不満と答えた。これでは、世の大半のサラリーマンが不平不満を抱えながら働いていることになる。「給与がこれだけならその分しか働かない」とふてくされて悪循環に陥ってしまいそうな時は、会社と話し合ってみるのが良さそうだ。
面談等で給与額の決定方法と、何をすればもっと上がるのかを確認して擦り合わせれば、働き手の不安や不満も解決され、モチベーションアップにつながるのでは。悩める若手を抱える先輩がたよ、ぜひ一度お試しあれ。
出典元:あしたのチームが評価と給与に関する調査を実施【あしたのチーム】