不用品売買アプリ「メルカリ」に関するアンケートが行われた。「メルカリで売買しているもの」の項目では、販売・購入ともに1位から3位までがまったく同じ内容という結果になった。昔からある使い古したものというよりは、「買ってもう満足した」「自分はもう飽きた」というものをサクサクと気軽に売買していけるところが人気の秘訣(ひけつ)なのかもしれない。あなたが売り買いしている商品はトップ3に入っているだろうか?
3位と2位には「飽きるもの」がランクイン
お金に関するウェブメディア「まねーぶ」で、全国の20~60代のメルカリ利用者500人を対象に調査が行われた。「メルカリで売買しているものとは?」という設問への回答をランキング化したところ、販売・購入ともに1位から3位までが完全に一致する結果になった。
まず3位が「雑貨、インテリア、日用品」。皿やカトラリー、キッチン用品、照明やイス、観葉植物など商品はさまざまだが、比較的生活に密着したモノが多いよう。食卓や部屋の風景は定期的に模様替えしたくなるが、メルカリはそんなときに頼られているのかもしれない。
次に2位には「本、音楽、ゲーム」がランクイン。3位が暮らしに必要なモノだったことを考えると、こちらは主に趣味分野のグッズだ。例えば話題の本や勉強に使う本、クリアしてしまったゲームなど、たしかに一度でいらなくなるタイプのモノも多い。
そして、メルカリ利用者が売り買いともに1番利用しているのが「衣類」の取り引きだ。服はトレンドの移り変わりが早い上に、買ってみたはいいが似合わなかったり、結局着なかったりという例も少なくない。その場合「新品」や「ほぼ未使用」というカテゴリーで出品すれば売れやすいため、ショッピングが好きな人にとってメルカリは強い味方なのだろう。また、成長の早い子どもを持つ人にとって服は中古で十分という人もいる。
メルカリは2017年時点で世界1億ダウンロードを突破しており、同調査でも他のフリマアプリも席巻するなか「メルカリのみを利用している」と答えた人が半数近くを占めていることが同調査でも明らかになっている。しかし意外と他人が何を売買しているのか知る機会は少なく、今回のランキングは興味深いものだった。
ちなみに4位以降もランキングは販売・購入ともにほぼ一致しているが、販売で4位につけた「靴」が購入は9位と需要のほうがやや少ないよう。逆に販売で9位の「家電、スマホ、カメラ」は購入で5位と、販売数のほうが少ない可能性があり出品者としては狙い目かもしれない。
出典元:世界1億ダウンロード突破の「メルカリ」人気の理由に迫る【まねーぶ】
※サムネイル画像(Image:メルカリ公式サイトより引用)