「手取り15万円でキツイと思うこと」ランキング、3位イレギュラーな出費への対応、2位貯金ができない、ダントツの1位は?

「手取り15万」と聞くと、読者のみなさんはどう感じるだろうか。特に20~30代だと、正社員でも「え、自分と同じぐらいだな」「つい最近までそれくらいだった」など、リアルな数字に感じる人も多いのでは?2021年7月、ビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hitsが、「手取り15万円できついと思うことに関する意識調査」を実施した。対象は手取りが15万円の男女500人だ。

10位~5位までは、毎日の生活に密着した理由がランクイン

服を買うとき、店員さんにバレないようにそっと値段を確認したことはないだろうか?

 10位は「生活費が足りない」。これは言葉が出ないほど切実だ。「ホントに生活が苦しい」「日々の支払いですべてなくなってしまうどころか、足りない」「子育て中なのでまったく足りない」など、読むのも切ない回答者の声が集まった。9位は「節約しているとき」。食費節約のために毎日お弁当を作らなくてはいけないとき(30代女性)など、常に節約がちらつく生活をしているのが地味に辛い。8位は「外食ができない」。確かに外食は節約の敵のようなイメージはあるが、一方で「外食した方が安い場合もある。常にどちらが得か考えながら行動している」という意見も。

 7位は「旅行に行けない」6位は「遊びに行けない」5位は「常に予算を気にする」と、レジャーに関する理由が並んだ。友達に誘われても断らざるを得ないという意見や、買い物や旅行先を決めるときの判断基準が“値段”になってしまうという意見が目立った。一度テーマパークに行くだけで、ひと財産飛んでいく。これは筆者も身に覚えがある。

4位は「生活費を払うと給料が残らない」。家賃、光熱水費などの固定費を引くと「1日1,000円使えないじゃん!」って思うとき(30代男性)という声や、「給料日なのにすでに金欠を感じる」「給料日なのに嬉しくない」などリアルすぎる思いが寄せられた。

続いて1~3位。憧れの大人買いは、いつになったらできるのか?

結婚式への招待、家電が壊れる、突然の出費にも手取り15万円は弱い(ビズヒッツ調べ)

 3位は「イレギュラーな出費への対応」。普段の生活はなんとかできていても、洗濯機が壊れた!友達が結婚する!なんてことは起こり得ることではあるが、さすがに予測までは不可能。イレギュラーな出費に柔軟に対応できるほどの余裕がないのが、手取り15万円の現実だ。

 2位は「貯金ができない」。これは4位の「生活費を払うと給料が残らない」にも通じるところがある。贅沢せず節約を頑張ってもなかなか貯金が増えない。通帳を見ると、ため息が出そうである。

 ダントツの1位は「欲しいものを買えない」。2位が貯金ができないであることから「まず貯金しなければ」という人も目立った。「衣食住すべてにわたり、本当に欲しいものが気軽に買えない」(50代女性)、「友達が持っているようなブランド品やデパコスなんて到底買えない」(30代女性)といったモノへの意見のほか、ヘアサロンへ行かずセルフカット・カラーで済ませているという強者もちらほら。特に女性は、ヘアサロン代もなかなかのお値段になるだろう。

 ちなみに同調査では、手取り15万円の人にとっての理想の手取り額の平均は27.9万円。ほぼ2倍である。15万円で切り詰めつつも生活できている人からすると、かなりのゆとりができそうだ。ヘアサロンへ行き、テーマパークで遊び、値段を見ずに買い物をする!…て、手取りが増えてもあればあるだけ使ってしまう筆者のような人は、要注意かも?

出典元:【手取り15万円できついと思うことランキング】男女500人アンケート調査【Biz Hits

オトナライフ編集部
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