夏休みの宿題で不要だと思うランキング、3位「読書感想文」2位「ポスター」1位は?【小学生の親1,300人に聞いた】

夏休みは、子どもたちにとっては楽しい以外のなにものでもないが、そこに立ちはだかるのが「夏休みの宿題」。今回は、小学生の子を持つ親1,300人を対象に株式会社イオレが夏休みの宿題についてアンケート調査を実施した。

子どもたちの宿題とはいえ、どうしても親の協力は必須だ。今回は夏休みの宿題あるあるから「この宿題本当に必要?」と思うものまで、夏休みの宿題についてのさまざまなアンケート結果を見ていこう。

最後まで残りがちな宿題は「読書感想文」「自由研究」がダントツ

自由研究の“自由”が、夏休みの親子(主に親)に重くのしかかる

 宿題にはさまざまな種類があるが、その中でも特に最後まで残りがちなものについての質問については、「読書感想文」(47.7%)と「自由研究」(38.8%)の2つがダントツだった。子どもだけでやり遂げるのは困難で、どちらも親が介入…いや親がむしろ頭を悩ませる宿題のようだ。今この記事を読んでいる中にも「自由研究どうしよう…」とあたふたしている保護者もいるのでは?自由研究の“自由”という言葉の重さを痛感していることだろう。もう8月に入ってしまったので、あまり余裕があるとは言えないから余計にだ。同調査によると、自由研究については、テーマは子どもが決め、そこから親が手伝っていく、というパターンも多いようだ。

 また同調査では、「夏休みの宿題あるある」エピソードも発表されている。「親が毎年絵を描く」「ドリル系を終わらせて安心して、自由研究と読者感想文に泣かされる」「何冊も本を借りて読むのは1~2冊だけ」「工作はほとんど親が手伝う」「出だし好調」「明日明日で先延ばし」大人なら小学生の親でなくとも思わす「そうそう!」と言ってしまうものばかりが出そろって、なんだか懐かしい。

 さて、そんな数ある夏休みの宿題。親としては「これはいらないでしょ」と感じるものもあるのではないだろうか

自由研究と読書感想文は賛否(?)が分かれ、どちらにもランクインした(イオレ調べ)

 「必要だと思うもの」については「ドリル」が圧倒的強さを見せて1位に。他を大きく引き離す結果となった。毎日コツコツやる人もいれば短期間で集中的に済ませる人もいるだろうが、一学期の勉強の復習にも役立つドリルは親からしても頼もしい存在であるということだろう。「夏休みの日記」「観察日記」は、やや面倒そうなイメージもあるが、これは長期休暇である夏休みならではの課題だ。なかなかお出かけができない状況が続くが、子どもたちにとってかけがえのない夏休み。その思い出を記すのは親としても歓迎ということだろう。

 一方、不要だと思う宿題は意外にも、書けば終わるイメージの「習字」がワースト(?)1位になってしまった。親が書道経験者かどうかにもよるのだろうか?また、「不要な宿題はない」という回答にも233票が投じられ、親としては夏休みの宿題には前向きなようである。
筆者は昭和生まれで、実際に小学生の親でもあるが、夏休みの宿題は自分が小学生のときより、ずいぶん量が減ったように感じる。塾通いや教育制度の改革など、時代の流れもあってのことだろうが、「不要な宿題はない」という意見には1票投じたい。

 2021年の夏休みも折り返し。我が家の庭では子どもが観察日記を書くためのキュウリが、今日も青々とした葉を揺らしている。

出典元:小学生の親1300人に聞いた、夏休みの宿題アンケートを公開【株式会社イオレ】

オトナライフ編集部
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