牛丼チェーンといえばまず思いつくのが吉野家という人も多いのでは?「うまい、やすい、はやい。」のキャッチコピー通り、ササッと立ち寄れてお財布にも優しい、庶民のグルメである。しかも王道メニューの牛丼以外にも、根強いファンを持つ豚丼などさまざまなメニューがある。
今回はアンケートサイト「ボイスノート」(運営会社:株式会社NEXER)が(1,200人回答)実施した「吉野家のどんぶりメニュー」についての調査から、人気メニューTOP10をご紹介する。あなたのお気に入り吉野家はメニューは何位に入っているだろうか。
第10位~4位には豚丼メニューが複数ランクイン。個性派メニューは下位?
第10位は「キムチ豚丼」。豚とキムチという、人類が見出した最高のマリアージュの丼が意外にも下位である10位に。ただしこれはサイドメニューの「キムチ」があるため、好きな人は別々で頼むのかも?第9位は「鰻重」。土用の丑の日にはニーズの高いうなぎだが、それ以外の季節のニーズが微妙なのと、税込866円というちょっとお値段も(吉野家にしては)お高めということもあっての9位か。第8位は「チーズ豚丼」。吉野家といえば牛丼というイメージが強いのか、豚丼メニューは根強いファンはいるものの、ランキングでは苦戦する結果となった。
第7位は「ねぎラー油牛丼」。ここでやっと牛丼の登場である!ねぎラー油の香ばしくピリッとした風味の牛丼だが、やや変化球のためこの順位か。同率での第5位、まずは「牛カルビ丼」。大判のカルビ肉がドーンと載っており、まるで焼肉を食べている気分を味わえる、リッチな気持ちになれる丼だ。同じく第5位は筆者の推しの「ねぎ玉牛丼」だ。甘辛い牛丼にとろりとした玉子、香り高いネギ…もはやこれは…すき焼き!?は言い過ぎだが、それくらいマッチする、もっと上位に入ってもおかしくない名丼である。
第4位は何と意外にも「ねぎだく牛丼」がランクイン。まさかのたまねぎファンのアツい支持が、定番牛丼のアレンジメニューを抑えての4位だ。健闘を称えたいが、筆者の推しのねぎ玉牛丼との差はわずか3票だったことを書き添えておく。
第3位は「豚丼」。牛丼を販売休止していた2004年3月から2011年12月まで販売され、吉野家のピンチを救ったメニュー、そしてねぎ玉牛丼と同じくらい筆者の大好きなでもある。ピンチを救って惜しまれつつ引退したメニューだが、根強い人気で2021年1月から肉を厚くして復刻商品として現在の「豚丼」の販売がスタートされた、ちょっと泣けるエピソードのある丼だ。また、豚丼を取り扱っている店舗が限定されており、そのレア感も人気の理由のひとつだろうか。アンケートでは「牛丼より脂が甘くておいしい」「牛丼より安いし、肉の香ばしさが美味しい」という声も。
第2位は「肉だく牛丼」。肉だく牛丼の並盛は、具の量が通常の牛丼並盛の1.5倍というからけっこうボリューミーだ。「味が好きだから、ご飯の量は増やしたくないが牛肉増し増しで食べたい」や「贅沢しちゃったな!と気分が盛り上がる」とうコメントが寄せられた。確かに働き盛りのサラリーマンも大満足のボリュームである。
第1位はやっぱり?「牛丼」。2位の肉だく牛丼は54票であったが、なんと牛丼は886票!圧倒的大勝利、野球でいうコールド勝ちのような結果である。「30年ほど前から吉野家に通っているが飽きない」や「安定した味が好きです。一番は、何処の店で食べても同じ味なのが良いです」「オーソドックスだが飽きない美味しさがある」という、その“変わらない”ことへのラブコールが並んだ。
シンプルイズベスト、という結果となった今回のランキング。1位の牛丼は、そのまま食べてもおいしいが、いろいろアレンジも楽しめそうな可能性のある一品だ。テイクアウトして、カレーをかけてあいがけ風、とろけるチーズをどっさりのせて禁断の爆盛りチーズ牛丼に…とシンプルだからこそアレンジしがいもある。読者のおすすめアレンジは一体なんだろうか。コッソリ教えてもらいたい。
出典元:【1,200人が選んだ!】吉野家の丼メニュー人気ランキング【ボイスノートマガジン】
※サムネイル画像(Image:yoshinoya.com)