50代女性の約20%がソシャゲに課金した経験があることが判明、その中でも割合の高かった1位は大阪府だった

10~30代では特にお馴染みのソーシャルゲーム、いわゆるソシャゲ。パズドラやモンストなどが有名だ。ドラクエウォークやポケモンGOも広い意味でソシャゲに入るという説もある。「ソシャゲは基本無料で遊べる」…といいつつも、今では課金するのが当たり前になりつつあるのは、ご存じの方も多いかもしれない。

ITツール比較サイト・STRATE[ストラテ]が2021年8月、50代60代を対象に、ソーシャルゲームへの課金に関するアンケートするアンケートを実施。その結果から、オトナのソシャゲ課金事情が明らかになった。

「課金したことがある」人の割合、多いと見るか、少ないと見るか?

あなたのお父さんお母さんももしかしたら、ソシャゲ課金しているかも?(STRATE[ストラテ]調べ)

 「ソーシャルゲームへの課金経験はあるか?これまで総額いくら課金したか?」というアンケートでは、「課金したことがない」が88%以上と圧倒的に多い結果となった。しかし、今回はもう一方の、しっかり課金をしている約12%の人に注目したい。課金した人の中でも一番多いのは「1万円以内」という答え。一方、ゲーム機で遊ぶためには、そのゲーム機用のソフトを購入しなければならない。その値段はピンキリだが、中には1万円近くするものも。それを考えるとソシャゲ課金も「ゲームを買う」と思えば1万円程度の課金はまずまず常識の範囲内と、言っていいのかもしれない。

 しかし中には「10万円以上課金した」という勇者も…!50・60代は、それより下の世代よりもお財布が潤っている、というのはあるかもしれないが、これも一種の“大人買い”というワケだろうか。

ソシャゲ界が注目すべきはこのシニア世代なのかも?

今は7%に留まっている60代の課金状況だが、今後のびしろだらけという見方もできる。(STRATE[ストラテ]調べ)

 ちなみに50代・60代を男性女性別に見てみると、一番課金経験があると答えた人が多かったのが、50代女性の約2割という数字!通勤や家事のちょっとした隙間時間や息抜きに手軽に遊べるソシャゲがピッタリとハマったのかもしれない。ちなみに課金したことのある人の割合が多い地域は、東京や愛知を抑え、第1位は大阪府。おっちゃんおばちゃんたちの「ソシャゲやってみたら意外とおもろかったわ~」と語る様子が目に浮かぶようだ。

 一方で60代は男女ともに7%とごく少数となったのは、スマホは使いこなせるものの、「課金してまでゲームは…」というオトナの判断を行ったからなのか、ツボにハマるゲームがないのか。現在のソシャゲのメインターゲットは10~30代のいわゆる若者たち。ゲーム内容・種類もその世代向けのものが多い。大人世代がプレイしてみても「イマイチ乗り切れない…」というものも多いだろう。

 また、この世代ではまだガラケーという人や、スマホでのゲーム自体未経験という人もまだまだいそうだ。今後は、この世代もますますスマホ化が進み、“50代・60代総スマホ時代”を迎えるのもそう遠くはないだろう。

 大人向けソシャゲの開発には一攫千金のチャンスがありそうだ。

出典元:50代女性の19%がソーシャルゲームで課金経験あり【(50代60代対象)ソーシャルゲームへの課金に関するアンケート】【STRATE

※サムネイル画像(Image:Alex Tihonovs / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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