iPhoneの寿命を縮めてしまう、7つの悪習慣! 今日から少しは労ってあげてもいいのでは

アナタは24時間持ち歩いているiPhoneをどれほど気遣っているだろうか? iPhoneは普段の使い方によってパフォーマンスがドンドン落ちてしまうが、もしかすると、アナタの習慣がiPhoneに悪影響を与えているかもしれないぞ! そこで今回は、iPhoneの寿命を縮めてしまう悪習慣を7つ紹介するので、今日からはもう少しiPhoneを労わってあげよう。

毎日の習慣がiPhoneの寿命をドンドン縮めている!!

(Image:Framesira / Shutterstock.com)

 電車に乗るときはモバイルSuica、買い物はQRコード決済、日々の連絡はLINEと、もはや「iPhoneがなければ生きていけない!」と思っている人も多いのでは? でも、バッテリーの減ったiPhoneを一晩中充電したり、100均の激安ケーブルを使ったり、必要がないときにBluetoothやWi-Fiをオンにしたりしていると、iPhoneのパフォーマンスはドンドン落ちてしまうのをご存じだろうか? このようなiPhoneユーザーの悪習慣を改めないと、大切なiPhoneは早期に寿命を迎えてしまうのだ。少しでも長持ちさせたいなら、日々の悪習慣を見直して快適にiPhoneを使える状態にしておきたい。

【1】充電100%の状態を維持し続ける!

 アナタはiPhoneをいつ充電しているだろうか? 就寝前にコンセントにつないで朝まで充電している人が多いと思うが、実はそれ、NG行為だぞ! iPhoneのバッテリーが100%フル充電された後も充電し続けると、バッテリーはダメージを受けると言われている。どうしても、就寝時に充電したいときはタイマー付き充電器などを利用して、できるだけフル充電にならないように心がけたいものだ。

 ちなみに、iPhoneのバッテリーは50〜80%のときがもっとも良好な状態なので、80%程度まで充電するのが良いとされる。逆にバッテリーが0%になるまで使ってしまうのもNGだ。バッテリーが充電しにくくなるそうなので、使い過ぎにも注意したい。

(Image:DANIEL CONSTANTE / Shutterstock.com)

寝る前にiPhoneを充電して100%状態を続けると、バッテリーにダメージがあると言われている。充電は80%くらいまでにするように心がけたい

【2】iPhoneの電源を24時間365日オンにしている

 iPhoneがフリーズしたとき以外、iPhoneの電源をオフにすることはあまりないと思うが、実はこれもNG行為。iPhoneを24時間365日稼働させていると、バッテリーが通常より早く消耗されてしまうと言われているので、週に1回くらいはiPhoneの電源をオフにして休ませてあげるようにしよう。このほうがiPhoneのバッテリーを長持ちさせることができるだ。

iPhoneの電源は、ホームボタンのある機種はスリープボタンの長押し。ホームボタンのない機種はスリープボタンと音量を上げるボタンの同時押しでオフにできる

【3】Bluetooth、Wi-Fi、GPSをオンにしっぱなし!

 iPhoneを長く使いたいなら、バッテリーの消費を抑える設定にも気を配りたい。たとえば、必要がないときにBluetoothやWi-Fiをオンしておくと、常にバッググランドで電波を探し続けてしまい、ムダな電力を消費してしまう。BluetoothやWi-Fiを使わないときは、常にオフにする習慣を身に着けよう。同様に、各アプリでGPSを含む「位置情報サービス」がオンになっているときもバッテリーを消費するので、こちらも必要がないときはオフにしておきたい。

BluetoothやWi-Fiのオン・オフは、コントロールセンター画面で手軽に変更できる。基本はオフにしておき、使うときだけオンにする癖をつけよう

アプリごどの位置情報サービス設定を確認するには、「設定」の「プライバシー」を選択(左写真)。「位置情報サービス」の項目をタップする(右写真)

アプリのなかから「常に」になっているものをタップし(左写真)、位置情報が不要な場合は「なし」にしよう。それ以外は「このApp使用中のみ許可」に変更すればいい(右写真)

【4】Apple非公認の格安ケーブルを使っている

 iPhoneを使っていて「故障かな?」と思うときは、iPhoneの充電ができないときだろう。iPhoneは独自のライトニング(Lightning)ケーブルを利用して充電するが、100均でも格安な商品が販売されている。しかし、いくら安くてもApple純正品でないケーブルや充電器を利用すると、iPhoneの充電ができないばかりか最悪の場合は発火する恐れもある。もちろん、Apple純正品を利用したほうがいいが、その分価格も高いので、せめてAppleの「MFi認証」をパスした製品を使いたいものだ。MFi認証製品には「Made for iPhone」というロゴが記載されているので確認しよう。今なら100均でも「MFi認証」商品が売られている。さすがに100円では買えないが、Apple純正品より格安で入手できるぞ。

Apple純正でなくても「MFi認証」を受けた製品であれば、安心して使用できる。100均一でもMFi認証ケーブルが500円程度で販売されている

【5】ライトニング(Lightning)端子を掃除していない

 手持ちのiPhoneをできるだけ長く使いたいなら、ボディやフロントパネルだけでなく、充電ケーブルを差し込むライトニング(Lightning)端子にも気を配りたいところ。剥き出しのライトニング端子には、糸くずやホコリなどが溜まり、ケーブルを差し込むことでドンドン奥に入り込んでしまう。これが原因で充電できなくなったり、パソコンにつないだときに認識されないこともあるのだ。ライトニング端子の掃除には、糸くずの出ない爪楊枝で優しくなでるように掻い出せばOK。くれぐれも内部を傷つけないように注意してほしい。もし、ライトニング端子を定期的に掃除するのが面倒なら、普段から専用の保護キャップを使うようにしよう。

ライトニング端子には意外にホコリが溜まっている。定期的に掃除してあげよう

【6】プッシュ通知をオンにしている

 さまざまな情報をお知らせしてくれる「プッシュ通知機能」は非常に役に立つが、1日に何度も通知が届くのは正直言ってウザイ。しかも、プッシュ通知はバイブレーションや音で知らせてくるので、意外とバッテリーを消費してしまうのだ。したがって、プッシュ通知は本当に必要なものだけ有効にしておき、それ以外のものは極力オフにしておくほうがいいだろう。

プッシュ通知をオフにするには、「設定」の「通知」から対象のアプリを選ぶ(左写真)。通知メニューが開くので「通知を許可」をオフにしよう(右写真)。これでアプリの通知は来なくなる

【7】0度以下、35度以上の屋外に置きっぱなし!

 アナタはAppleの公式サイトに「iOS デバイスは周囲の温度が0〜35度の場所でお使いください」と明記されているのをご存じだろうか? 猛暑や極寒の環境下では、iPhoneのパフォーマンスが落ちて正常に動作しなくなることがあるのだ。もちろん、炎天下や氷点下の屋外でiPhoneを長時間放置する人はいないと思うが、真夏のビーチや真冬のスキー場などに行く場合は、意外と0〜35度を超えてしまう場合もある。十分に注意しよう。

現在は、日本でも気温が35度を超える日も珍しくない。真夏日にiPhoneを持ち歩く場合は、直射日光を避けてiPhoneが高温にならないように気を付けよう

 いかがだろうか? iPhoneの生命線ともいえるバッテリーは、どうしても経年劣化が避けられないもの。基本的にiPhoneのバッテリーはフル充電を500回繰り返しても最大容量が80%を維持するように設計されているが、少しでもiPhoneを長持ちさせたいのなら、iPhoneに優しい習慣を身に着けておきたいものだ。

参考元:「iPhoneをダメにする、11の習慣」【HUFFPOST】

※サムネイル画像(Image:Neirfy / Shutterstock.com

文=小沢陽子/編集・ライター

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