はなまるうどんといえば、日本で知らない人はいないのではないかと思うほど有名なうどんチェーン店だ。手書きっぽいハナマルが書いてあって、ひらがなで「はなまるうどん」と書いてある看板も印象的で、遠くから見ても「あっ、あそこにはなまるうどんがある」とすぐわかる。
ところがこのはなまるうどん、沖縄県・那覇空港では、にわかには信じがたい店名になっているという事実が判明!ツイッター民をザワつかせている。
チェーン店の変化といえば京都が有名だが…。今回はリゾート地・沖縄である

京都ではコンビニやチェーン店が本来の色合いを“地味~”にすることはあるが…
本題に入る前に、チェーン店に“変化”が起きているのは、何も那覇空港のはなまるうどんに限らない。たとえば歴史的建造物や名所が数多く存在する京都では、古い町並みと新しいショッピング街・繁華街が入り混じる状態となっている。そこで京都市では昭和31年(1956)、屋外広告物条例を制定して、商店の看板などに一定の規制を設けることで京都のまちの景観を守っている。
そのため、コンビニエンスストアやファストフード店などの飲食店が、お馴染みの華やかな色合いから一転モノトーンになったり、古い町並みのなかでも景観を壊さないように地味めの色合いになったりしている。
でも、那覇空港といえば日本の一大リゾート地・沖縄へ行く玄関口で、京都のように地味であるべきではないし、かといって、そもそもうどんチェーン店であるはなまるうどんが沖縄だからといって、わざわざド派手な南国風になる必要もないように思う。
実は那覇空港のはなまるうどんの変化とは、遊び心たっぷりのこんな変化だったのである!