2021年秋に発売が予想されている新型iPhone。早ければ、9月中旬頃に発売されるウワサがまことしやかにささやかれている。新型iPhoneの名称は「iPhone13(仮称)」になるというのが大方の予想。「iPhone12s」の可能性もあるようだが、ファンとしてはiPhone13を熱望しているよう。では、ファンが性能面でiPhone13に期待していることは、いったい何なのだろうか。
スマホの最新情報メディア「bitWave」が実施した調査「iPhone 13に関する意識調査 2021年8月」から、「iPhone 13に期待することはなんですか(複数回答可)」の結果を紹介しよう。
機能の向上に期待が集まる一方で、ハイスペックに興味がない人も?
iPhone13にファンが期待していることの第3位は「カメラ性能の向上」で198票。iPhone12シリーズは超広角カメラの性能が高く、120度の広いエリアを写真におさめることができる。また、超広角カメラは現状でもナイトモードでも使用可能で十分な性能があると思うが、まだまだ進化の余地があるとファンは考えているのかもしれない。
第2位は「より安い価格」326票。アップルの公式サイトでは、iPhone12の本体価格は82,280円(税込み)~。iPhone11は70,000円台で、iPhone12で値上がりが起きたために、懸念している人も多いのだろうか。しかし、前述したカメラ性能の向上をはじめ、全体的な性能アップを期待しているのであれば、その性能アップのための研究費や技術費によって価格が上がるのは当然な気もする。だが一方で、「こんなにハイスペックじゃなくていいから、安くしてほしい」という声もあるように、過剰な機能を取り払い、価格ダウンを期待している人も多くいるということだろう。
第1位は「バッテリーの向上」で、346票で2位と僅差ながら「ユーザーが最も期待すること」となった。バッテリーといえば、iPhone発売初期の「バッテリーがすぐになくなる」「アプリを使うとすぐに消耗する」といった苦情を覚えている人も覚えている人もいるのではないだろうか。
当時と比べてバッテリー性能も格段に向上しているのは間違いないものの、それでもバッテリー切れによる悩みは絶えないのはなぜだろうか。それはバッテリーに負担をかける使用を続ける人が多いのが原因の一つとみられる。熱に弱いiPhoneを猛暑の中に放置したり、充電しながらiPhoneを利用したりという行為は、バッテリーの消耗を早める最たる原因だ。また、スマホで手軽にドラマや映画、アニメなどが視聴できるようになり、長時間利用する人が増えてバッテリーが足りないと感じている人もいそうだ。
ちなみにアンケートの4位以下は、4位「指紋認証」146票、5位「CPU性能の向上」132票、6位「カラーバリエーションの豊富さ」104票、7位「1TBのストレージ」73票、8位「120Hzのディスプレイ」が並んだ。マスク生活が当たり前になった今だからこそ、顔認証の「Face ID」だけでなく指紋認証の「Touch ID」待望論が出てくるのは納得だ。
安価で高機能なiPhoneが欲しいと願うのは当たり前。この願いをどれだけ近いものにできるか、アップルの頑張りに期待したい。
出典元:iPhone13に関する独自アンケートを実施!【bitWave】
※サムネイル画像(Image:Apple Hub/Facebook)