転職初年度の年収が高い業種ランキング、3位不動産、2位IT系、年収516万円で1位に輝いたのは?

昨今の社会情勢を受けて勤め先の環境や待遇が変化し、転職を考え始めている人も多いだろう。同業種・同職種での転職ならば話が早いが、その場合、給料が大幅にアップすることはそれほど多くない。

給料重視で転職をするならば、そもそも給料が高い業界に飛び込んでいく必要がある。どの業種でもある程度の年数を積めばそれなりの給料がもらえるが、どうせ転職をするなら、欲を言えば初年度から高給がいいだろう。そこで今回は、平均初年度年収が高い業種を紹介していく。

平均初年度年収が高い業種、3位不動産、2位IT系、1位は?

初年度年収516.1万円の業種とは……?(マイナビ転職調べ)

 マイナビ転職が発表した「2021年7月度 正社員の平均初年度年収推移レポート」の一部を抜粋して紹介していこう。

 平均初年度年収が高い業種ランキング、「全体」カテゴリーの第3位は「不動産・建設・設備」で483.9万円。需要が減りにくい建物に関係する業種が3位に輝いた。「未経験者」カテゴリーでも平均初年度年収456.9万円で2位となっており、これまでと異なる業界に飛び込みたい人にはうってつけなのかもしれない。

 全体第2位は「IT・通信・インターネット」で504.2万円。現在も成長し続けている業界であることは言わずもがな。その分激務も予想されるが、豪快に遊び惚ける休日のバカンスを夢見て、一歩踏み出してみるのもいいだろう。

 第1位は、「コンサルティング」。もはや響きだけでカッコイイ業種だが、“経営課題の解決”という高いスキルを求められるため、当然給料は高い。また、クライアントが抱える課題の解決方法を考えるのは人なので、原価はほぼ人件費のみ。利益率が高いことも年収を押し上げている理由のひとつなのかもしれない。

やはり強いコンサルタント……(マイナビ転職調べ)

 では、平均初年度年収が高いのはどの職種なのだろうか。

 全体・未経験者・経験者すべてのカテゴリーで第3位が「建築・土木」、第2位が「ITエンジニア」、第1位が「コンサルタント・金融・不動産専門職」という結果に。未経験カテゴリーのみだと、コンサルタント・金融・不動産専門職の年収は“541.4万円”と、2位に60万円以上の差をつけている。未経験で年収500万円超えである、かなり夢のある話だ。

 そして、職種カテゴリーでも1位に食い込んだコンサルタント。もはや金持ちの代名詞とも言えるだろう。コンサルティング会社は歩合給制度を取っているケースも多く、それが日々の業務のモチベーションに繋がり、結果的に高い給料を生み出しているのかもしれない。給料面での不満から転職を考えている人は、コンサル関係もぜひ視野に入れてみてはいかがだろうか。

出典元:2021年7月度 正社員の平均初年度年収推移レポート【マイナビ転職】

オトナライフ編集部
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