「PTA年会費(小学校)が高い都市ランキング」TOP3に東京、大阪、愛知は入らず!

まずは自分がいくらPTAに年会費を払っているかどうか把握しよう!
今回は総務省統計局の「小売物価統計調査」の結果を元にみていこう。なお、調査対象都市は、都道府県庁所在市と人口15万以上の市であり、各都市のPTA年会費は、調査した公立小学校の平均となっている。
第3位は「沖縄県那覇市」。PTA年会費は5,800円だった。2020年に比べると700~800円ほど上がっているものの、10年前は6,480円だったことからすると負担は少なくなっていると言えるだろう。第2位は「島根県松江市」。PTA年会費は6,024円で、2017年から据え置きだが、こちらは10年前から1,000円ほど値上がりしている。第1位は「愛媛県松山市」で、PTA年会費は7,008円だった。ということはひと月あたり約580円、これを高いと見るかお手頃と見るか。そして意外にも、いわゆる地方と言われる都市がTOP3となり、東京や大阪などの大都市はTOP3には入らないという結果になった。
ところでこのPTA年会費、何に使われるか一例を挙げてみると、入学式・卒業式で自動が身につけるコサージュ、卒業証書ホルダー、芸術鑑賞などのイベントの補助費、中にはコロナ対策の消毒液や非接触式体温計を購入したという小学校も。
ちなみに「PTAは入っているけど、年間いくら払っているかわからない」という読者も案外多いのではないだろうか。PTAについて正しく理解を深める第一歩として、まずは自分が払っている年会費の把握から始めることをオススメしたい。
出典元:総務省統計局「小売物価統計調査」【e-Stat】
参考元:PTAって何のためにあるの?PTA役員になったらこう考えよう!【ベネッセ 教育情報サイト】