家や土地探しの際、職場や学校までのアクセス、物件の価格など、様々な条件を考慮して選ぶ人が多いだろう。その中でも、街の住みやすさというのは、優先順位の高い条件ではないだろうか。街の住みやすさというのは人それぞれだろうが、子育てにうれしい保育園・幼稚園、買い物が一度で済む大型ショッピングセンターなどが近隣にあると、満足度は高いという人が多いかもしれない。
今回、大東建託が調査した「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2021<全国版>」を紹介しよう。
住みここちの良い街、東京都内が2位、3位を独占。気になる1位は、愛知県のあの街

東京都は、都道府県ランキングでは1位を獲得(大東建託調べ)
まずは住みここちの良い街、自治体別ランキングを紹介しよう。第3位は、「東京都文京区」で、前年の4位から順位を上げた。文京区は、山手線の内側に位置するため、都内のどこへ行くにもアクセスが抜群。また、小石川植物園や椿山荘といった、自然豊かな庭園を備えた施設もあり人気が高いのも頷ける。さらにその名の通り、大学や中高一貫校が多くある緑豊かな文教地区であり、静かさ、治安の良さも住みここちの良さに影響を及ぼしていると言えそうだ。
第2位にランクインしたのは、2年連続の2位となった「東京都中央区」。中央区といえば、銀座や日本橋といった商業エリアが有名だが、その一方で月島や人形町といった下町風情のある街並みも忘れてはならない。アクセス面では、東京駅が近いことに加え、羽田空港や成田空港への移動も容易。買い物や食事などが充実している環境、交通利便が良い街として人気があるようだ。
第1位は、名古屋市のベットタウン「愛知県長久手市」。2005年に開催された「愛・地球博」の開催地として知っている人も多いだろう。長久手市にはイオンモールやIKEAといった商業施設があり、生活利便性の高い街として人気。また2015年国勢調査では住民の平均年齢が全国で一番若い街にも輝くほど若年層の転入者が増えているという。
次は、住みたい街ランキングを紹介しよう!