みなさんは、“教育系YouTube”と聞いて誰を思い浮かべるだろうか。コロナ禍でオンライン授業や学習支援コンテンツが当たり前となり、教育動画を投稿するYouTuberも増えているという。そんな中、塾や習い事に関する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」が、小中高校生の子どもをもつ保護者500人を対象に教育系YouTubeに関するアンケートを実施した。今回は、同調査をもとに保護者500人が選ぶ教育系YouTubeを発表する。
本格的な授業や遊び心あふれる動画が人気

YouTubeで子どもに学習させることについて「とても良い」「良い」と回答した保護者はあわせて約80%だった(「テラコヤプラス by Ameba」リリースより引用)
最近YouTubeチャンネルを開設する芸能人が増えているが、教育系チャンネルも例外ではない。今回のランキングではトップ5のうち、4人が芸能人という結果となった。もともとの知名度に加え、トークスキルの高さや分かりやすい説明が好評を得ているようだ。ではさっそく、気になるランキングを見ていこう。
まず5位に選ばれたのは、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーによるYouTubeチャンネル「カズレーザーの50点塾」(チャンネル登録者数 25万人(2021年8月27日現在))。「勉強するのはめんどくさいけど、テストではそれなりの点を取りたい」といった生徒向けで、聞き流しでも覚えられる実用的な動画を配信。勉強のモチベーションが低い人にもおすすめのYouTubeチャンネルだ。
4位には、元塾講師の葉一(はいち)が本格的な授業を配信する「とある男が授業をしてみた」(同155万人)がランクイン。「日本一身近な先生」として人気を博し、「ZIP」(日本テレビ系)や「情熱大陸」(TBS系)で紹介されたことも。芸能人ではないYouTuberとして唯一ランキングに食い込んだ葉一。“教育系YouTuber”の代名詞といっても過言ではないだろう。