【イオンペイの使い方】初期設定から支払い方法、WAONポイントの貯め方まで丸ごと解説!

イオングループの店舗で使えるキャッシュレス決済であるAEON Pay(以下イオンペイ)。イオンが発行しているクレジットカードや提携している金融機関の銀行口座と紐づけ、チャージなしで支払うことができます。

【イオンペイの使い方】初期設定から支払い方法、WAONポイントの貯め方まで丸ごと解説!1

イオンペイは、2021年にイオンが提供を開始したスマホ決済サービス。専用のアプリをインストールして利用し、イオン系列店舗を中心とした対応店で支払いができます(ロゴ画像はイオンペイ公式サイトより引用)

●AEON Pay公式(イオンペイ)は→こちら

とはいえ、イオンには電子マネー「WAON」も存在しており、全国約124万カ所(2023年7月現在)で利用可能。正直「WAONは使ったことがあるけれど、イオンペイは使ったことが無い」方も多いのでは。

そこで今回はイオンペイの初期設定から支払い方法、WAONポイントの貯め方まで解説します。

イオンペイっていったい何なの?

イオンペイっていったい何なの?1

まず、イオンペイは単体アプリではなく、イオンの総合アプリ「iAEON(アイイオン)」に搭載された機能のひとつです

イオンはイオンペイのほかモバイルWAONでの支払いも可能。なお、これまでイオンには「WAON POINT」と「ときめきポイント」の2種類がありましたが、「WAON POINT」ひとつに集約され、「iAEON」で貯めることができます。

1回あたりの利用限度額は50万円

イオンペイの支払い上限額は1回につき50万円までです。ただし、ポイントを併用して使う場合、ポイントご利用分を除いて50万円(税込)まで利用できます。

イオンペイが使える店は?

イオンペイが使えるお店は、主にイオングループの系列店です。

イオンペイが使える店は?1

イオンペイは主にイオンモールやまいばすけっと、イオンスタイル、マックスバリュ、ミニストップなどイオングループの店舗で利用することが可能。さらに、くら寿司やヤマダ電機、ROUND1など、イオングループ外で利用できるお店も増えています(ロゴ画像は各公式サイトより引用)

イオンペイが使える店は?2

なお、イオンモール内に入っているイオンスーパー以外の店舗では利用できない場合があるので注意が必要です

イオンペイは基本的に「後払い」

先述した通り、イオンペイはチャージなしで利用できます。つまり、「後払い」となります。

スマホ決済サービスには他に先にチャージする「前払い」、決済すると同時に紐づけた銀行口座から引き落としされる「即時支払い」があります。イオンペイは利用後、紐づけたクレジットカードから利用代金として支払うことになります。

なお、後述しますが、イオンペイは銀行口座と紐づけることも可能。その場合はチャージとなるので「前払い」となります。

銀行チャージは幅広く対応

イオンペイは2023年6月から銀行口座との紐づけの対応を開始。これにより、イオンカードを持っていなくてもイオンペイを使えるようになりました。もちろん、支払いによりWAON POINTを貯めることも可能です。

イオンペイでの銀行チャージのやり方は、記事の後半でより詳しく解説します。

登録できるクレジットカードカードは一部のみ

イオンペイに登録できるクレジットカード・デビットカードはイオンマークのついたカードのみ。イオンカードを持っておらず、カードを紐づけたい場合は新たにクレジットカードを発行する必要があります。

なお、イオンカードは全部で50種類以上存在しているため、自身の買い物環境に合わせたベストなカードを選ぶことができます。

イオンペイとWAONの違いとは?

イオンペイもWAONも両方ともキャッシュレス決済サービス。細かく分類すると、イオンペイはスマホ決済サービスですが、WAONは非接触型の電子マネー。現在は両方とも「iAEON」から利用できます。

イオンペイとWAONの違いとは?1

イオンペイとWAONの具体的な違いは以下の通りです(ロゴ画像は各公式サイトより引用)

  イオンペイ WAON
決済方法 QRコード決済 電子マネー
チャージ方法 イオンのクレジットカード/銀行口座 現金/クレジットカード/銀行口座/ポイント/外貨
ポイント WAON POINT WAON POINT
リアルカード なし あり(WAONカード)
おサイフケータイ なし 利用可能

イオンペイとWAONの還元率はどう違うの?

イオンペイもWAONも、ポイント還元率は200円(税込)で1ポイント。しかし、イオングループの対象店舗であれば、会員ならポイント還元率が2倍に。つまり、200円(税込)で2ポイントがもらえるため1%の還元率となります。

一方、WAONはクレジットカードからチャージが可能。このチャージをオートチャージにすると、200円で1ポイントもらえます。つまり、ポイントの二重取りが可能で、チャージしたWAONで支払えばポイント還元率は1.5%に。そのため、ポイント還元率で比較すると、イオンペイよりもWAONがお得といえます。

イオンペイにWAONポイント充当が可能

先述してきた通り、イオンペイはアプリ「iAEON」で使うことのできる決済サービス。iAEONにイオンカードやWAONを紐づけることでこれまで貯めたポイントを支払いに充てることができます。

イオンペイとWAONポイント充当の併用もできるため、支払い分よりポイントが少ない場合は残りをイオンペイで支払うことができます。

イオンペイの利用でもWAONポイントが貯まる

勘違いされやすいのですが、イオンペイとWAONは「無関係のサービス」ではありません。イオンペイの利用でもWAONポイントは貯まります。ただし基本的に紐づいたイオンカードの決済による還元率と同等で、還元率は0.5%~1%となります。

結局イオンペイとWAONはどちらがおすすめなの?

イオンペイとWAON、どちらがおすすめなのか、チャート図にまとめてみました。

結局イオンペイとWAONはどちらがおすすめなの?1

イオンカードを持っておらず、作る気もない場合、さらにポイント還元を重視する場合はWAONがおすすめ。一方、1回の支払額が大きかったり、もともと持っているイオンカードを活用したい場合にはイオンペイがおすすめです

イオンペイを使えるように初期設定する方法

イオンペイの初期設定を画像つきで解説します。

iAEONアプリに登録する

まずはiAEIONアプリをインストールします。

iPhoneの場合はApp Storeから、Androidスマホの場合、Google Playからインストールしましょう。

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【1】アプリを起動し、①「新規会員登録」をタップして登録手続きを始めます。【2】利用規約の確認ページを下までスクロールさせて、②「規約に同意する」にチェックを入れ、③「次へ」をタップします

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【3】④に携帯電話番号を入力し、⑤「送信」をタップすると、認証コードがSMSに届きます。【4】届いた認証コードを⑥へ入力し、⑦「次へ」をタップします

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【5】ログインパスワード設定画面に移ります。⑧に設定したいパスワードを入力し、確認のため⑨にもう1度パスワードを入力して⑩「登録」をタップ。【6】 iAEONの会員登録が完了しました

iAEON会員登録が終わったらイオンペイを設定する

会員登録が済んだらイオンペイの設定を行います。

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【1】 ①「会員コード」タブを表示して画面上部の②「AEON Pay」をタップします。【2】イオンペイの利用規約が表示されるのでページを下までスクロールさせて、③「規約に同意する」にチェックを入れ、④「次へ」をタップします

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【3】イオンカードの登録画面へ移ります。カード情報と生年月日を入力し、「次へ」とタップして、カードに登録された電話番号で本人認証を行えばカードの登録が完了し、イオンペイが利用できるようになります

実際にレジでイオンペイを使う方法は?

実際にイオンでイオンペイを利用してみました。イオンペイを利用するには、iAEONトップページ真ん中下の「会員コード」→「イオンペイ」に進みます。

実際にレジでイオンペイを使う方法は?1

【1】この画面を店員に見せるだけ。①「WAON POINT」横にあるスライドボタンをオンにすると、ポイントで支払うことができます。【2】支払い後、支払金額が表示されます

イオンペイに銀行口座からチャージする方法

銀行口座との紐づけは以下の手順で行います。なお筆者が検証した限り、イオンペイのチャージ画面のスクリーンショットは仕様上不可でした。アプリ側で制限されていると見られます。

そのため端末画面そのものを撮影しており、若干見にくいかもしれませんがご了承ください。

まず iAEONを開き、「会員コード」→「イオンペイ」に進みます。

イオンペイに銀行口座からチャージする方法1

【1】①「AEON Pay残高」横の①「チャージ」をタップします。【2】②「イオンカード」に進みます

イオンペイに銀行口座からチャージする方法2

【3】「銀行口座」横の③「登録」をタップします。【4】銀行口座を選びます

その後、取引規定画面を確認し、規約に同意します。画面の指示に従い、銀行口座を登録して完了です。

まとめ

筆者は数年前からイオンカードを所持していましたが、今回はじめてiAEIONアプリをインストールし、イオンペイを使うためにイオンカードと紐づけたところ、1万9,000ポイント以上貯まっていて驚きました。イオンペイは、これまで使う機会のなかったWAON POINTを積極的に使う手段のひとつともいえそうです。

「キャンペーンでイオンカードを作ったけど持て余している」「イオンでキャッシュレス決済をしたけどどの支払い方法がお得か分からない」といった方はぜひイオンペイを使ってみてはどうでしょうか。

オトナライフ編集部
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