地上波テレビCMにも起用され、世間での知名度も増している「VTuber(バーチャルYouTuber)」。最近では、大手VTuber事務所が日本人以外のVTuberを登場させており、世界的にも人気が爆発している。そのVTuberの人気の指標のひとつが「チャンネル登録者数」だ。そこでここではYouTuberの分析&ランキングサイト「PLAYBOARD」の8月31日時点でのチャンネル登録者数の世界ランキングを紹介しよう。果たしてランキング1位に輝いたのは誰だろうか?
VTuber登録者数の世界ランク1位は誰?【8月31日版】
2021年、YouTubeでチャンネル登録者数をグングン伸ばしているのが「VTuber(バーチャルYouTuber)」だ。VTuberとは、二次元(3Dモデリング)イラストのキャラクターがYouTuberとして活動する人たちのことで、その多くが美少女・美少年キャラをアバターとして使っている。その人気は凄まじく、現在では100万人を超えるチャンネル登録者数を獲得するVTuberも珍しくない。
そこで今回は、YouTuberの分析&ランキングサイト「PLAYBOARD」のVTuber・チャンネル登録者数・世界カテゴリ・2021年8月31日時点でのチャンネル登録者数を発表しよう。3位は「兎田ぺこら」。2位は「まふまふちゃんねる」だが、今回1位を獲得したのは、いったい誰なのだろうか?
第5位 宝鐘マリン(ほうしょう まりん)
Marine Ch. 宝鐘マリン
所属:ホロライブ
登録者数:159万人
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チャンネル登録者数5位に入ったのは、ホロライブ所属の「宝鐘マリン」だ。ホロライブ3期生は、全員がファンタジー世界のキャラクターをモチーフとしているなか、彼女は海賊団の船長のアバターで活動している。アバターの設定は17歳だが、その枠を超えた「ピンクレディー」のようなナツメロを歌ったり、年代を問わないアニソンを歌ったりする「歌枠」が人気。また、絵がうまく本職のイラストレーターとコラボをした絵描き配信も多くの視聴者が集まる。雑談配信においては視聴者からのコメントとバトルを繰り広げるため、見ている人との距離の近さも人気の要因となっている。
第4位 戌神ころね(いぬがみ ころね)
Korone Ch. 戌神ころね
所属:ホロライブ
登録者数:165万人
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第4位は、前回と同じくホロライブ所属の「戌神ころね」が獲得。順位は変わらないものの、先月からチャンネル登録者数が3万人も伸びている。RPGやアドベンチャーゲームといったのんびりとプレイするゲームから、レースゲームやアクションゲームのような動きの激しいゲームまで幅広くプレイしており、配信ごとに彼女の違った面が見られることがチャンネル登録者数増加の要因となっている。レトロゲームをクリアするまで配信し続ける、いわゆる「耐久配信」も彼女のウリのひとつ。今回もゲームをクリアするまで7時間配信し続け、見事クリアした際には大量のスパチャが飛び交っていた。
第3位 兎田ぺこら(うさだ ぺこら)
Pekora Ch. 兎田ぺこら
所属:ホロライブ
登録者数:167万人
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今回ランキング3位になったのは、前月同様ホロライブ所属の「兎田ぺこら」だ。登録者数は前月から確実に5万人ほど増やしている。兎田ぺこらは語尾に「ぺこ」を付ける独特なトークをしながらのゲーム実況が配信のメインだ。今回は、『ドラクエ5』実況や『FF7R』実況といった大型RPG実況配信の最終回が多く、とんでもない数のスパチャが飛び交っていた。アクションゲームやレースゲームなどもプレイすることがあるが、やはり彼女の魅力である視聴者からのチャットとトークをするRPGや『マインクラフト』のような、まったりプレイのゲーム配信のほうが視聴者数が伸びる傾向があるようだ。
第2位 まふまふちゃんねる
まふまふちゃんねる
所属:個人
登録者数:314万人
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第2位も前月同様「まふまふちゃんねる」がランクイン。300万人を超える登録者数を誇るまふまふちゃんねるは歌い手として有名で、一番の人気はMV(ミュージックビデオ)である。2021年8月6日に公開された「おとといきやがれ」というMVは、1カ月で360万再生を超えており、ひとつの動画の再生数としてはほかのVTuberたちを圧倒している。また、本人が登場するライブ活動も行っており、YouTubeだけが活動の場ではないこともチャンネル登録者数を増やしている要因だろう。上位にランクインしているほかのVTuberたちとは、違った魅力があるのがまふまふちゃんねるなのだ。
第1位 Gawr Gura(がうる・ぐら)
Gawr Gura Ch. hololive-EN
所属:ホロライブEN
登録者数:329万人
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今回もランキング1位をキープしたのは、ホロライブEN所属のVTuber「がうる・ぐら」だった。英語がネイティブのため、日本だけでなく世界中の視聴者が彼女の動画や配信を楽しめるのが特徴。言動のひとつひとつが“KAWAII”と評され、妹を見ているようなほっこりとした気分で癒やされるという声が多い。日本のアニメが大好きで、アニソンを日本語で歌う配信も高い視聴数を誇る。やはり日本人としては、日本語を使ってくれると嬉しくなってしまうのだ。そのせいもあってか、7月からの1カ月だけで13万人も登録者数を増やしており、しばらくはこの快進撃が続きそうだ。
出典元:PLAYBOARDは→こちら