仕事に欠かせないネット環境、仕事に集中するために必要な経費がトップ3にランクイン!

会社の当たり前の環境が、自宅ではどうしても費用になってしまう(LIXIL住宅研究所調べ)
では、そんな在宅勤務で支給してほしいものとは何なのだろうか。3位と2位は、Wi-Fi環境に関わる支給がランクイン。第3位は、「Wi-Fi環境整備に必要なイニシャルコスト(ルーターなどの設備機器・契約費)」28.5%、第2位は、「Wi-Fi環境に必要なランニングコスト(光通信代など)」43.1%。Wi-Fiに必要な有線ケーブルを買い足す人や、新たなWi-Fiの契約、ハブやルーターといった機器に費用がかかるため、負担に感じているようだ。確かに勤務するために新しく導入したものであれば「会社が持つべきでしょ」と思う気持ちはよくわかる。
そしてそんなWi-Fi関係を超える第1位は、「冷房・暖房などの光熱費」が58.2%と過半数の票を集める結果となった。冬は手がかじかんでパソコンが打ちづらい、夏は暑くて集中できないなど、エアコンなどの冷暖房費は業務上の経費だと考えている人が多い様子。しかし、冷暖房はプライベートでも使うことが多いため、会社側としても費用の負担や算出方法が検討しづらそうだ。エアコンの種類によっても電気代が異なるため、損する人、得する人がいることから、一律に支給しようとするのが難しいのか。
手当の支給を充実させて在宅勤務の環境を改善することで、仕事に集中できて残業を減らすことができる、会社の期待に応えようと仕事をより頑張る人が売上をアップさせることも。手当の支給は、業績アップをもたらすのかもしれない。
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