万が一のことがあった時に、自分や家族を守る「生命保険」。さまざまな保険会社が存在しているが、あなたはどこのサービスを選んで利用しているだろうか。今回は、インターネット調査によって明らかになった「加入している生命保険会社の中で最も多く保険料を支払っている会社ランキング」を発表していく。
消費者が最も多く生命保険料を支払っているのはどの会社?
リサーチ会社・マイボスコム株式会社は、2021年7月1日~5日に「生命保険の加入実態」に関するインターネット調査を実施。10,325件の回答が集まった。本記事ではその調査の中から、「加入している生命保険会社の中で、最も多く保険料を支払っている会社はどこですか?」というアンケートの結果を抜粋して紹介する。
第5位は「第一生命」で5.2%。“ジャスト”を売りにしている第一生命は、複数の保険を組み合わせてパッケージ加入することも、1つの保険だけで加入することも可能。一人ひとりの人生に合わせて無理なく加入できるのが特徴だ。
第4位は「かんぽ生命」で5.8%。郵便局が窓口となっていることから利便性の高さで知られるかんぽ生命。ほかの生命保険より保険料が若干高めではあるが、医師の診断なしで加入できるというメリットも支持を集めている理由のひとつだ。
第3位は「日本生命」で8.0%。100年以上の歴史を持つ大手保険会社であり、経営基盤が安定していることから多くの人に支持されている。第一生命同様、保険商品を自由にカスタマイズできるのもメリット。女性特有の疾病や不妊治療に対応した保険など、幅広いリスクに対応した商品があるのも日本生命ならではである。
第2位は「県民共済」で8.3%。共済とは、日常生活で起きる経済的損失を、組合員が掛金を出し合うことで助け合う制度のこと。掛け金がリーズナブルな点や、保障の構成がシンプルで選びやすいことがメリットとして挙げられる。一方で、掛け金が割安なぶん死亡保障が少ないなどの側面も。生命保険と共済、どちらを選ぶべきかは個人の状況やニーズにもよって変わるため、安いからといって安易に飛びつくのは避けたいところだ。
そして、第1位に輝いたのは、「アフラック」で9.3%。1955年にアメリカで設立された会社であり、がん保険が主力の保険会社。再発の可能性があり、医療費がかさみがちながんと向き合うための保障に重点が置かれている。
いかがだったろうか。とはいえ、数多ある保険商品を比較するのは面倒という人は、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談するのもひとつの手である。
出典元:生命保険の加入実態に関するアンケート調査(第11回)【マイボイスコム株式会社】