ローンの利用は節度を持って

何件もローンを組むと自分の返済能力を超えてしまうこともある
一方で気になってしまうのは、ローンなどを使った買い物は借金に近い性質を持っていることだ。クレジットカードでも同じことが言えるのだが、手元に現金が無くても購入できるシステムは、ある程度自制をしておかなければ身の丈以上の買い物につながってしまう。「お金足りないけど後で返せばいいや」と、なんでも勢いのまま購入してしまう習慣が身についてしまったとすれば、その人の未来はかなり不安なものへと変わっていくことになるだろう。
LINEポケットマネーユーザーのように、1回が3万円に満たない利用が主であれば大ケガにつながる可能性は低いだろう。しかし1回の買い物の金額が小さくても、繰り返し何度も使っていると次第に無視できない大きさになってしまう。また少額のローンに慣れてしまうことで、より高額なローンに対する心理的な障壁も軽減してしまう可能性も否定できない。
人生で本当に必要なのは「お金」ではなく「節度」なのかもしれない。普通の生活を送る人であれば、1回ローンを組んだら支払いが完了するまで次のローンを組まないくらいがちょうどいいとさえ言えるだろう。CMのフレーズではないが、「ご利用は計画的に」なのだ。
参照元:【LINE Credit】LINEポケットマネー、サービス開始2年で、 累計申込件数が70万件を突破、累計貸付実行額は300億円以上に【LINE】
※サムネイル画像(Image:linecreditcorp.com)