神奈川県の「住みたい街ランキング」3位の鎌倉市、2位の逗子市を抑えて第1位に輝いた街は?

あなたが今住んでいる街の住み心地はどうだろうか。今後も住み続けたいと思えるだろうか。コロナ禍で働き方や生活が大きく変化した今、ライフスタイルを見直す人が増えている。東京都心から千葉県や神奈川県などの郊外へと移住する人も多い。

そこで今回は神奈川県の居住者を対象に実施された、住んでいる街への満足度アンケートを紹介する。中華街やみなとみらいのある横浜市や、年間を通じ多くの観光客が訪れる鎌倉市、海好きに人気が高い茅ヶ崎市などの湘南地区、さらには温泉地の湯河原町や箱根町など、地区ごとに個性豊かな魅力がある神奈川県。そのなかでも、居住者の満足度が最も高い街は一体どの街だろうか?

夜景が美しい横浜、ブランド力の強い古都鎌倉、住民の満足度が高いのは?

横浜中心地にはシネコンや遊園地、美術館、港の公園、赤レンガ倉庫など魅力的スポットが多数集まっている

大東建託株式会社が神奈川県に居住する20歳以上の男女、41,393名を対象に2019年から2021年の各年の3月に調査を実施、その結果を「いい部屋ネット住み続けたい街ランキング2021<神奈川県版>」として発表した。

「住み続けたい街」第6位は「茅ヶ崎市」、第5位には「藤沢市」と、湘南地区の隣り合う2つの街がランクイン。サーフィン文化が根付き、海好きに人気のエリアであることや、大きなショッピングモールや公園もありファミリー層からの支持も高く、どちらも都内から移住する人が多い街だ。

第4位は、「横浜市西区」。区ごとにさまざまな表情がある横浜だが、西区は横浜駅やみなとみらいがある、横浜の都心エリア。「ザ・ヨコハマ」な風景が広がり、近年再開発が進み、さらに進化し続けている。

第3位は「鎌倉市」。建長寺や円覚寺など多くの名刹を抱く古都鎌倉。年間を通じ観光客で賑わい、海岸エリアにはおしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶ。古きと新しきが混じり合う独特の魅力があり、ブランド力も強く憧れの街として多くの人々を惹きつけている。

その鎌倉市の隣の「逗子市」が第2位。古くから別荘地として栄え、のんびりとしたリゾート地の雰囲気が特徴の街。隣接する鎌倉市や葉山町のような全国的なブランド力はないが、都心からのアクセスが良く、ビーチは遠浅で穏やかなためファミリー層に人気が高い。海と山のそばで暮らしながら、通勤にも便利なバランスの良さが暮らしやすさにつながっているようだ。

ちなみに、この「住み続けたい街ランキング」7位以下10位までは、7位から順に「横浜市都筑区」、「横浜市中区」、「横浜市青葉区」、「横浜市金沢区」と横浜の街々が占めている。

‘住み続けたい街第1位は、憧れのスローライフが送れる葉山町

葉山は森戸海岸や一色海岸などいくつもの海岸を擁し、夕日の絶景ポイントも多い

そして、その逗子市のさらに隣の「三浦郡葉山町」が「住み続けたい街」のアンケートで第1位に選ばれた街。天皇の御用邸がある高級別荘地であることや、日本ヨット発祥の地としても有名だ。毎年「葉山芸術祭」が開かれるなどアート色が強いのも特徴で、多くの芸術家が在住し葉山らしいスローライフを送っている。

また、電車が通っていないため、都心への通勤には不便だが、だからこそ静かで海と山に囲まれた豊かな自然が保たれ、憧れの地として高い人気を誇っている。実は葉山町にはかつて鉄道が通る計画が持ち上がったこともあったが、地質が向かなかったことと地元住民らの強い反対により頓挫したという歴史もある。住民らに愛され守られ受け継がれ、今の葉山ブランドが育まれたのだろう。住み続けたい街のNo.1に選ばれるのも、十分に納得ができる。

以上が「神奈川県の住み続けたい街ランキング」のトップ10だ。気になる街はあっただろうか? ランク上位の街ほど、住民らの地域を愛する気持ちが強く、街を守り、より良い街にしていきたいと考えている人が多いのだろう。もし神奈川県への移住を考えている人がいれば、今回のランキングを参考にしてみてはいかがだろう。

出典元:街の幸福度 自治体ランキング<神奈川県版>【いい部屋ネット

オトナライフ編集部
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