ガラケー利用者の約3割が「3Gサービス」終了を知らない実態。知っていても電話は使えると勘違い

アップルから新機種の「iPhone 13」シリーズが発表され、スマートフォン利用者は乗り換えなどの検討をしている人が多いだろう。一方でフィーチャーフォン(ガラケー)利用者も、3Gサービスの終了が近づいた今、iPhone 13やその他スマホに乗り換えようと考えている人もいると思う。しかし、実際3Gサービスの終了を知っている人はどのくらいいるのだろうか。

今回は、MMD研究所がシニア層を対象に調査した「3Gサービス終了に関する実態調査」について紹介しよう。

各社からのサービス終了のお知らせがあっても、知らないワケとは?

3Gサービスが終了時期を知っているかの認知と正答率

 ガラケー利用者で、3Gサービスが終了することを「知っている人」は73.6%、「知らない人」は26.4%だった。3G回線が一番早く終了するauが2022年3月末で、もしauユーザーであれば、この半年ほどの間に知らなければ「ある日突然ガラケーが使えなくなった…」なんて悲劇もあり得なくはない話なのだ。ソフトバンクは2024年1月末、ドコモは2026年3月末ということで、2社のユーザーであれば数年の猶予があるため、まだ知らなくても大丈夫だろう。

 ちなみに、3Gの終了を知っている人の中で、終了を知った情報媒体は「ダイレクトメール」で51.6%と圧倒的に多かった。この結果から、各社から通達は行っているとみて間違いない。しかし、迷惑メールや詐欺などが多い昨今で、通達メールを信じていない人やメールそのものを開いていない人もいるかもしれない。

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