Discordの人気音楽ボット「Rythm」をYouTubeが排除! 全滅へと追い込まれる可能性も

チャットと通話がブラウザ上で利用でき、個人専用サーバーが開設できるボイスチャットサービス「Discord(ディスコード)」。通話中に音楽を流す機能のほか、PC画面を共有できたり、プレイ中のゲームを友達に知らせたりと、特にゲーマー人気の高いコミュニケーションツールだ。

ところが、ディスコードの人気音楽ボット「Rythm(リズム)」に対し、YouTubeを傘下に持つグーグルが音楽ボットサービスの停止を要請。2021年9月15日にサービスを終了することが発表された。5億人以上のユーザーがいたため、ディスコ―ドにとっては大打撃。だが、これが終わりではなかった……。

Groovyへの停止要請は、音楽ボット全滅の序章だった!?

(Image:IB Photography / Shutterstock.com)

ブラウザのほか、アプリでも展開しているディスコード

 実はディスコードの音楽ボットが停止処分を食らったのはこれが初めてではない。2021年8月には、2億5,000万人のユーザーを抱える人気の音楽ボット「Groovy」に対し、商用利用を行うなどの規約違反を理由として7日以内のサービス終了をグーグルが要請したため、8月30日には閉鎖。Groovyで再生されるトラックのうち、98%はYouTubeのもので、フロントエンドや広告をバイパスしていたそう。そのため、リズムも時間の問題では、と噂されていた。

 グーグルがリズムなどをサービス終了に追い込んだのは、ディスコードで展開する予定の自社サービスと、人気音楽ボットが競合しているからだという見解を持つ人も。ディスコードは以前、「2021年末にサーバー上で一緒にゲームをしたりパーティを開いたりする新しい機能をリリースすることを検討している」と発表しており、その新機能の中にYouTubeのディスコードボットである「YouTube Together」も含まれていると、海外メディアのMashableは指摘している。

リズム開発者はサービス停止に追い込まれることを予見していた!次なるサービスは……?

(Image:Runrun2 / Shutterstock.com)

モンスターストライクやPUBG MOBILEなど、リアルタイムオンラインマルチプレイゲームには、コミュニケーションツールが欠かせない

 日本でも多くの愛用者がいたリズム。ネットではサービス終了のニュースを悲しむ声や、「まぁ仕方がない」と潔くあきらめる声もちらほらみえる。だがこれで終わりではなく、競合関係が理由なら、この先、すべての音楽ボットが終了に追い込まれる可能性もある。

 リズムの開発者であるYoav Zimet氏も全音楽ボットの閉鎖を余儀なくされることを予見しているため、1年以上前から音楽に関する新しいサービスの開発に取り組んでいるそうだ。具体的な内容はまだ明らかになっていないが、「4TB以上のRAMと、1,000以上のCPUコアを備えた16台のサーバーを必要とする大規模なもの」だと明かされており、おもしろいものができるのでは?と期待してしまう。

 また、YouTubeを含む複数のサービスをディスコード上で複数の人と楽しめるウォッチパーティーをテストしているとの報道もあり、もしかしたらこれがディスコード上で唯一YouTubeを楽しめるものとなるかもしれない。吉報を待ちたいところだ。 

参考元:YouTubeが5億人以上の利用者がいるDiscordで最も人気の音楽ボット「Rythm」を排除、Discordの音楽ボットが全滅する可能性も【GIGAZINE

※サムネイル画像(Image:IB Photography / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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