若年層女子の約99%に「推し」いることが判明、そして1日の半分以上そのことを考えているという調査結果に

アイドル、俳優、芸人、アニメのキャラクター……。みなさんに愛してやまない“推し”はいるだろうか?ファンにとって、なくてはならない存在ともいえる推し。中には、「ルックスから性格まで含めて好き」「応援している時間はなによりの至福」と熱烈な愛を注ぐ人も少なくないだろう。今回は、女子大生・女子高生のトレンドをリサーチするマーケティング集団「Trend Catch Project 」が実施した調査をもとに、若年層女性の「推し活」事情を詳しく見ていこう。

98.4%が推し活をしていると回答

女子高校生の間では、推しにリアルな恋心を抱く“リアコ”という言葉も浸透している(Trend Catch Project調べ)

 10代後半から20代前半の若年層女性を対象に実施されたアンケート調査によると、98.4%の人に「推しがいる」ことが明らかとなった。「いない」と回答した人はわずか1.6%という結果に。ライブに行ったり、推しのグッズを買ったりする、いわゆる「推し活」。最近では、直接ライブ会場に足を運ばなくても自宅で気軽に推しを応援できるライブ配信が浸透し、推し活にハマるファンが増えているようだ。

 「推しがいる」と回答した人を対象に「推しの数」を聞いてみると、「2個」「3個」と回答した人が同率で19%を占め、最多となった。続いて、3位「1個」(18%)、4位「5個」(15%)、5位「4個」(12%)という並びに。1個から3個の推しがいる人は合計で56%と過半数を超えている。この結果から、不特定多数よりも少数の推し活にのめりこむのが一般的だと言えるだろう。

有名どころではない無名の芸人や地下アイドルを推すファンも(Trend Catch Project調べ)

 推し活の対象に関する質問では、全体の47.4%が「アイドル」と回答。中でも「日本の男性アイドル」(265票)が最も多い票を集めた。また、2位には「韓国の男性アイドル」(111票)、3位には「俳優」(103票)が並んだ。また、4位には「YouTuber」(89票)がランクインしており、全体の14%がインフルエンサーに投票している。俳優や歌手などの芸能人だけでなく、SNSで活躍するYouTuberやTikToker、インスタグラマーを推す人も増えているという。

 また、「推し始めたきっかけ」でも「テレビで見て」(254票)の次に「YouTubeで見て」(212票)が多く、若年層に人気のYouTuberが、テレビに出演する芸能人同様の知名度や存在感を放っている。5位には「インスタグラムで見て(68票)」、6位には「TikTokで見て(64票)」という回答が並んでおり、若者世代はSNSを駆使して推し活していることが伺える。

 そしてなんと「1日のうち『推し』を考える時間の割合」で最も多かったのは「80~89%」!起きている時間だけ(16時間)と仮定しても、1日13時間近く推しのことを考えている人達が多数派となった。もしかすると寝ている間も夢の中で推しのことを考えているのだろうか。

 また、全体で見ても50%以上であると回答する人が80%近くを占め、今後もますます勢いが増しそうな推し活。会社で上司に怒られたとき、疲れて家に帰ってきたとき、元気や勇気を与えてくれる推しを見つけて、心の癒しに推し活を始めてみては。

参照元:女子大生・女子高生の9割以上に「推し」がいることが判明!Trend Catch Projectが「推し活」に関する調査結果を発表【Trend Catch Project

※サムネイル画像(Image:RooMooNリリースより引用))

オトナライフ編集部
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