取り締まられても販売を再開したブランドのやり口

アマゾンだけではなく、他のネットショップのレビューも疑ってしまう
不正な業者の締め出しという強硬手段に打って出たアマゾンだが、それでも追放された業者の一部は今後取り締まりの網をかいくぐって戻ってくる可能性があるとも指摘されている。なぜなら、2021年5月に取り締まり対象となったことで知られるAukey社は、現段階でもサブブランドなどの商品がアマゾンで購入可能とされているのだ。これと同様に他にも、取り締まりの対象となったはずのブランドが販売しているケースがあるらしい。
アマゾンは「引き続き不正使用の検出に努め、レビューの不正利用を含む複数の繰り返しのポリシー違反を故意に関与する者に対して強制措置を講じる。お客様だけでなく、グローバルな販売コミュニティの大部分を構成する誠実なビジネスにとっても最善の利益になると確信している」と声明を発表している。
日本においても、横行している不正レビューの問題。アマゾンも取締まりたいのは山々だろうが、投稿されたレビューの真偽がわからないことに加え、商品の数が多すぎてアマゾン側から手を出しづらいのだろう。対処法としては、不正レビューの案内が届いたユーザーが、アマゾンに通報するしかないのか。ユーザーのためにもアマゾンの今後の対応に期待したい。
参照元:アマゾンが600以上の中国ブランドを不正レビュー理由に永久追放、ただし早くも取締りをかいくぐり戻る可能性【TechCrunch Japan】
※サムネイル画像(Image:Eric Broder Van Dyke / Shutterstock.com)