楽天銀行上場による1,000億円規模の資金調達は「楽天モバイル」の穴埋めなのか?

調達資金は楽天モバイル行き濃厚?

(Image:rafapress / Shutterstock.com)

楽天モバイル基地局の整備が急務となっている今、どんな手法を使ってでも資金調達したはずだ

 上場で得られる最も直接的なメリットといえば、やはり前述の資金調達だろう。楽天グループは2020年4月に楽天モバイルをキャリア参入させて以降、既存の3大キャリアのシェアに追いつくべく“プラン料金1年間無料”キャンペーンを打ったり、基地局の整備を急速に進めたりと多額の先行投資を続けている。しかし当然ながら、先行投資であれば利益が生まれるのはまだ先の話だ。そのため“収穫”の時期までは別の方法でキャッシュ不足を解消する必要が出てくるだろう。

 楽天グループは3月にも(当時は「楽天」)日本郵政の出資を得ていたことを覚えている人もいるかもしれない。その際も楽天モバイルの拡充が進められていたことを考えると、今回調達されるであろう資金も携帯事業に“全ツッパ”されてもおかしくないだろう。

 携帯電話基地局の整備が急務となっている楽天モバイルだが、7月には「世界的な半導体不足による基地局整備の遅れ」の見通しを伝えていた。上場で得られた資金は、思うように進まない計画を推し進めるための起爆剤となるのだろうか。この一件は、延いては楽天経済圏全体の今後も左右することになるのかもしれない。

 これからの楽天グループの動向にも注目していきたい。

参照元:楽天グループ、楽天銀行の上場準備開始へ【日本経済新聞

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オトナライフ編集部
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