楽天モバイル、auローミングの終了は通信難民が生まれユーザー流出の可能性も

支出の削減?収入の維持?楽天モバイルに問われるバランス感覚

以前は東京都内でもパートナー回線に接続する場面も多かったが、auのローミング終了となると特に郊外などは大量の通信難民が出てきてしまいそうだ

 楽天モバイルの現在のプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」では、楽天の自社回線であればどれだけ使っても最大2,980円(税抜)だ。ユーザーとしては通信量に制限のあるパートナー回線が減り、自社回線エリアが増えるのならば大歓迎…かと思いきや、そんな簡単な話でもなさそうだ。

 現状の楽天モバイル自社回線は「屋内や地下で通信状況がかなり不安定になることがある」とSNSなどで多くのユーザーが報告している。つまり「自社回線があるけど不安定」なエリアではパートナー回線が頼みの綱だったのだ。そうした背景もあり、ネット上からは「茨城では未完成の基地局が多数だけど、この状況でローミング切って大丈夫なのか?」「地方でローミング切るのは相当リスキーだと思う」「(通信基地局が)たった3万局でauローミング切ったら阿鼻叫喚になるんじゃない?」など、とくに基地局整備が行き届いていない地方エリアでの使い勝手を心配するユーザーが相次いだ。

 また、「仙台市地下鉄 泉中央駅、楽天モバイルの圏外はいまだ継続中。ローミング復活させて」と実際に“通信難民”となってしまっているユーザーからの嘆きの声も聞こえてきている。さらには「今の電波状況なら自粛明けに解約予定」「今月で無料期間が終了するので、他社に乗り換えを考えている」といった、ユーザー離れを示唆する声も複数投稿されている。ユーザー数アップが急務の楽天モバイルにとって、流出は是が非でも避けたい事態ではないだろうか。

 ローミングという選択肢自体、通信環境が整いきっていない段階での苦肉の策と言える。報道によれば、ローミングは使われれば使われるほど楽天モバイルの赤字もかさんでしまうといい、ローミングの提供エリアの縮小は収益の健全化には欠かせないことだろう。しかし支出を抑えたことでサービスの利便性が低下してしまうと、今度はユーザーが離れて収入が減少していくことにもつながりかねない。やみくもなコストカットに終始せず、ユーザーの離脱を招かない適度なローミングエリア縮小を進めていくことができるのか。楽天モバイルのバランス感覚が問われる。

参照元:楽天モバイルがKDDIローミングの7割を終了 コスト圧縮で契約者獲得へ本腰か【ITmedia Mobile

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