「中古物件を購入して失敗したこと」ランキング、3位設備の不具合、2位汚れ・キズ・劣化、1位は?

株式会社アールピーネットは2021年8月19日~9月2日、中古物件を購入した経験がある人を対象に「中古物件を買って失敗したこと」に関するアンケートを実施し、116名から回答を得た。人生の大きな出費といえば、家、自動車、結婚式が代表的だが、なかでも家が一番高額と言ってもいいだろう。中古物件を購入した人が経験した失敗とは、いったい何だったのだろうか。

さっそく中古物件を購入して失敗したことランキングを発表!

こちらは中古物件を購入した理由だが、やはり安いから断トツで1位に(アールピーネット調べ)

 第5位は「近所づきあいの苦労」で6票。コメントでは、「隣の住人について調べなかったことは失敗でした。隣人夫婦は二人とも夜型生活で、生活音で子どもが夜眠れなくなってしまいました」(40代女性)など、予想していなかったトラブルに巻き込まれることも。あまりご近所付き合いしないからといって、隣近所のことを全く調べないのはおすすめできない。「マンションの場合、管理人さんはどんな人かなどもリサーチしたほうがいい」というコメントも寄せられた。

 そして、第4位は「瑕疵(かし)があった」で7票。「脱衣所にシロアリが発生した」(20代女性)や「見た目ではわかりにくい雨漏りなどの欠陥があった」(30代男性)など、経年劣化ではない雨漏り・シロアリ・土壌汚染など「家の欠陥」がある場合があるので、物件選びの際には確認しておくべきだろう。

 そして第3位は「設備の不具合」で14票だった。「長い間使われていなかったので、水回りの配管がボロボロでした」(40代女性)や「IHなど、設備の不具合が起こりやすい」(50代女性)など、中古だからこその悩みが。とくに「水回りの設備で不具合が起きた」という人が多かったようだ。

近所付き合いや周辺環境など、一度住んでみないと分からない問題も多い結果に(アールピーネット調べ)

 続く第2位は「汚れ・キズ・劣化が気になる」で24票だった。「居住中に内覧しました。引き渡し後に家具家電がない状態で見ると、内覧時には隠れていた部分の損傷や汚れが多く見られたので、残念に思いました」(30代女性)や、「扉が閉まりにくい」「購入前には気づかなかった壁紙のシミが気になる」など、内覧時には気付いていなかった欠点が入居後に見つかるケースが多い。物件を見るときは、遠慮せずに時間をかけて見せてもらった方が良さそうだ。

 そして第1位は、「予想以上に費用がかかる」で30票だった。「要修理の場所がみつかると、その都度工事費用がかかることです。中古物件ですからある程度覚悟はしていましたが、想定外のことも起こりました」(40代女性)などの声が寄せられた。購入費用の安さはメリットであるものの、修繕費用が高くつくことも多いようだ。あらかじめ修繕まで含めた見積りで検討しないと、「価格が安かったので中古物件を購入しましたが、改修費用が高かったので、結局新築が買えるくらいの金額になってしまいました」(20代女性)という残念な結果を招くこともありそう。

 これから家探しする人は、先人が教えてくれる失敗談も参考にしながら検討されてはいかがだろうか?

出典元:アールピーネットは→こちら

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