振り返りの頻度が目標達成のカギになるのか
実は軌道修正がうまくいかなかった理由の答えとなるであろう数値が、別の設問で明かされている。「KPIの振り返り回数と目標達成率」についての項目では、目標を「達成した」グループのうち実に70.37%が「週1回程度」KPIの振り返りを実施していることが判明した。他の回答を見ても「隔週に1回程度」14.81%、「月1回程度」11.11%、「四半期に1回程度」3.70%(「毎日」は0%)と、小まめに振り返るほど達成率が高くなっているのだ。

(ビーワンカレッジ調べ)
一方で「未達成」グループでは、同じく「週1回程度」が最も多く40.00%となっている。しかし次に多かったのが「月1回程度」で35.56%と、週1に迫る数なのだ。(他は「隔週に1回程度」17.78%、「四半期に1回程度」6.67%、「毎日」0.00%)
もし読者の中に「うちのチームは毎月振り返りはやっているのに結果が出ない…」と目標達成に苦労している人がいたら、まずはKPIの振り返りの頻度を見直してみることから始めてみてはいかがだろうか。見直す中で小まめな軌道修正を繰り返すことで、目標に近づくことができるだろう。
そのために重要なのは、チーム内のコミュニケーションなのかもしれない。テレワークにより組織内でのミーティングが行いづらくなったが、目標を共有し達成に向けて行動していくためにはチームワークも重要なのだろう。
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