狙われやすいAndroidスマホ。アプリの危険性を知っておこう

便利なアプリは数多いが、公式ストアからであってもダウンロードの際には本当に信頼できるものか、確認を忘れずに
被害の大半は欧州在住だが、Google Playで配信されたため世界中で被害が出ているのだという。紛れ込んだ悪質アプリは、運転ゲーム「Forza」の偽物や翻訳アプリ、心拍数モニターなどさまざまな種類のものがあったようだ。グーグルはこの問題に対し、関連アプリをGoogle Playからすでに削除、開発者を追放したと述べているが、サードパーティのアプリストアでは配信され続けているそうだ。
アップルのiOSに比べ、世界のスマホ市場の大きなシェアを占めているAndroidスマホ。オープンソースで誰でもコードの書き換えが可能なこともあり、ユーザーは特にセキュリティリスクを意識しなければならない。
まず不審なメールやWebサイトには開かないことが基本だ。また、公共の無料Wi-Fiでログインが必要なサイトへアクセスしたり、ネットバンキングのような大切な個人情報を扱うアプリの操作を行なっていないだろうか? 個人情報が盗まれる危険があるので、今すぐにやめよう。さらに、今回のような被害に合わないためにも、アプリのダウンロードは慎重に行うようにしたい。必ず公式ストアからダウンロードし、規約や販売元情報、過去の実績などが提示されていて信頼できるものか、よく吟味してダウンロードすることを普段から心がけたい。
参照元:世界1000万台のスマホから毎月4億円を盗んだサイバー犯罪者集団【forbes JAPAN】
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