「レギュラーガソリン」が最も高い都道府県ランキング、3位高知県、2位山形県、1位は? 最安は千葉県だった

毎日の生活で自動車を利用している人にとって、避けては通れない問題が「ガソリンの価格」だ。その価格は店舗によっても微妙に異なるため、読者の中にも「少し遠回りしても安い店で給油する」という小まめな節約を続けている人もいるかもしれない。しかしそんなガソリン価格が現在上昇を続け、約7年ぶりの水準にまで高騰しているという。

今回は、都道府県別のガソリン価格のランキングから、どのエリアに住んでいる人がガソリン価格に最も苦しめられているのかをお伝えしたい。

ガソリン価格、7年ぶりの高値に突入!

(Image:Sergio Yoneda / Shutterstock.com)

2020年4月の頃のガソリンスタンドではレギュラーが「126円」と表示されている

ここのところニュースで見かける機会も増えてきた“ガソリン高騰”の報道。10月18日に石油情報センターが発表したデータによれば、同週のレギュラーガソリンの小売価格は「全国平均で164.6円(1リットルあたり)」となったという。これは前週と比べて2.5円値上がりしており、2014年の10月以来、7年ぶりとなる高値水準になっているのだ。

今回はガソリン価格比較サイト・gogo.gsの「都道府県平均 ガソリン価格ランキング[レギュラー]」の10月21日時点のデータを基に、都道府県別の価格をお伝えしていく。

まず、47都道府県で最も安かったのは「千葉県」で156.9円となった。しかし前週と比較すると2.5円の値上がりとなっており、全国平均と同程度の値上がりを見せていることがわかった。

一方で今回の本命である高値ランキングに転じると、5位は「福井県」の165.5円だ。前週から2.0円アップしており、全国平均よりは値上がり幅は緩やかだったものの元から高いためか振るわない結果となった。4位には166.2円の「大分県」。前週2.6円アップと値上がりの影響を大きく受けた格好だ。

車社会に住む人にとってガソリン代は食費と同じようなものかもしれない

そして3位は「高知県」で、平均価格は166.8円だった。しかしこの高知県、今回のランキング中で高知県と「長崎県」の2県のみとなる前週比での値下げ傾向に。0.7円お安くなったことで、これまでガソリンを買い控えていた高知の自動車ユーザーにとって“給油チャンス”と言えるかもしれない。2位にランクインしたのは「山形県」。168.0円で高知よりも1円以上も高くなっている。それでも前週比と比べて1.9円の値上げに留まっているのだから、山形のガソリンスタンドはどこも頑張っているようだ。

そして高値の1位は「長野県」。169.7円で、2位と比べても2円近い金額差があり、もはや圧倒的と言わざるを得ない。前週比のアップ額も2.8円と全国平均を上回っており、高いし値上がるしで苦しさも倍増。長野県に住まれている自動車ユーザーの方の心中お察ししてしまう。

ちなみに前週比のアップ額が最も高かったのは「広島県」で、前週より4.8円上昇した162.9円(33位)だった。もしかすると広島県民が最も「なんだかすごく高くなってるんですけど」と肌身で感じているかもしれない。

元から高いのも常時家計を圧迫されて困る話だが、一気に高くなってしまうのも予定を狂わされてしまいそうだ。読者の方々が、1円でも安いガソリンスタンドを見つけてくれることを願ってやまない。

出典元:都道府県平均 ガソリン価格ランキング [ レギュラー ]【gogo.gs

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