折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip3」がAmazonで9万円台、キャリア版との差額6万円は財布に大打撃!?

これまでオトナライフでも何度も取り上げてきた、サムスンの折りたたみスマートフォン。高性能で目を引くのは間違いないものの、「価格がネック」という声も多かった。なぜならドコモのキャリア版ではなんと約15万円。「カッコいいからほしい」というレベルでは出せない価格だ。その最新機種が、2021年10月25日現在でなんとAmazonで約9万7,000円で販売されているのである。

折りたためば手のひらに収まるサイズのGalaxy Z Flip3は、携帯性の良さが抜群

(Image:amazon.co.jp)

9万円台なら現在のスマホ事情なら、ハイスペックものなら「高いけど仕方ないか」という価格だ

2021年10月現在のGalaxyの最新折りたたみスマホは、スマホとしてだけでなく小さめタブレットとしても使える、横開きタイプで大きめサイズの「Galaxy Z Fold3」と、折りたためばシャツの胸ポケットにも収まるほどコンパクトなサイズ感が魅力の縦開きタイプ「Galaxy Z Flip3」の2機種だ。どちらもサムスンのお家芸ともいえる有機EL液晶の特性と、高い技術力を見せつけるものとなっている。ただ、どちらの機種も価格が高く、Galaxy Z Flip3は約15万円、Galaxy Z Fold3にいたっては約23万円と、そこそこのスペックのパソコンが買えてしまうほどの高価格で、「デザインも良いし使いたいけど、スマホにこの価格はちょっと出せないな」という声も多かった。

しかし2021年10月25日現在アメリカのAmazonで販売されているGalaxy Z Flip 3は約850ドル、日本円にして9万7,000円程度で、キャリア版との価格の差は約5万円!これは一般庶民の財布にとっては見過ごせない差額である。SIMフリーで契約回線が不要なので、買って届いたらすぐ使える点も魅力だ。価格だけ見ると、キャリア版を買った人からすると大悲報と言っていい価格である。
しかしキャリア版を買った人たちよ、嘆くのはまだ早い。

(Image:amazon.co.jp)

日本版のAmazonでは約12万円。「だったらキャリア版で」となる価格である

大幅値下げのように思うが、この販売価格について、ネットの評判が微妙なのだ。実はこれはアメリカ版Amazonでの価格の話。「おサイフケータイの有無も違うから単純に価格だけを比べてもなあ」という声も。さらにAmazon.co.jp、つまり日本のAmazonでは、2021年10月25日現在、同機種のSIMフリー版が11万9,990円で販売されている。日本で約12万となると逆に微妙な価格差となり、しかも、キャリア版にすれば各種割引やお得なプランなどを使えば、24カ月使えば実質10万円を切るとなると、ますます「だったらキャリア版でいいかな」と思う人が多いのではないだろうか。

近年大型化が進むスマホは、縦が長すぎたり幅が広すぎたりというものも多く、ポケットから大きくはみ出てしまうものも多い。ゲームや動画を楽しむには画面が大きいほうがいいが、そもそもの「携帯性」「片手での操作しやすさ」といった点をネックに感じることも。Galaxyのライバルといっても過言ではないアップル社のiPhoneも、小型の機種が根強い人気を保っている。

そういった点でいうとハイスペックかつコンパクトに折りたためるGalaxy Z Flip3は、キャリア版・SIMフリー版どちらも、価格面でも「一番手の届く折りたたみスマホ」のさきがけとなってくれることに期待したい。

※サムネイル画像(Image:amazon.co.jp)

オトナライフ編集部
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