「好きなテレビ番組の予約録画をし忘れた」「予定があるからリアルタイムで放送を視聴できない」そんなときに役立つ、民放テレビ局番組の見逃し配信サービス「TVer」。おうち時間が増えたことで動画配信サービスを利用する人も増加中だが、TVerにはどのような需要があるのだろうか。今回は、株式会社スパコロが実施した「利用実態調査 TVer編」をもとに、TVerを利用する理由についてランキング形式で伝える。
時代は時差視聴? TVerの見逃し配信が人気

近年はテレビ業界もデジタル化の恩恵が著しい
同調査は、15歳~69歳の男女6,915人を対象に実施されたもの。TVerを知っているかの問いでは認知率 48.5%、利用経験率 は22.0%という結果に。そのうち現在も利用している人は17.5%と、かなりの継続率を誇っている。TVerの魅力といえば、民間放送局の番組が一定期間のみながら無料で楽しめる見逃し配信。サブスクリプション型の動画配信サービスとはいくつかの点が異なるTVerだが、ユーザーはどのような目的で利用しているのだろうか。
「TVerはどんな目的で利用されている?」という質問の回答のランキングを見ると、「追加課金がないから」と回答した人が36.0%を占め、支持理由の3位に。無料でさまざまな番組が楽しめる点が支持されている。2位には、「好きな時に見ることができるから」という理由が42.9%で食い込んだ。放送時間に左右されずライフスタイルにあわせた視聴が可能となるのも、TVerを利用するメリットといえるだろう。