どうなる「Go Toイート食事券」12月15日には有効期限切れも、方針示されずネット上には不満の声も

東京都では2020年11月20日から販売され、飲食店でお得に食事が楽しめると話題を呼んだGo To Eat「プレミアム付き食事券」。緊急事態宣言の発令により有効期限が2021年12月15日に延長されたものの、いまだに使用することができないままという人も多いだろう。今回は1カ月後に有効期限が迫ったGoToイート食事券に関する情報と世間の動向を伝える。

有効期限が迫っていてもGo To Eatプレミアム付き食事券が使えないワケ

(Image:image_vulture / Shutterstock.com)

一時期は多くの飲食店で各種Go Toキャンペーンの貼り紙を見かけたが、最近では中々見かけることがない

時短営業を強いられ、売り上げが落ち込んだ飲食店に対する経済支援の一環として行われたGo To Eatキャンペーン。農林水産省の資料によると、Go To Eatキャンペーンに関して「オンライン飲食予約サイトにて期間中に予約・来店した消費者に対し、飲食店で使えるポイント付与(1人最大1,000円)」、「登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等)を発行」と、2つの特典が記載されている。

プレミアム付き食事券の有効期限は、もともと2021年3月31日までだったのだが2021年12月15日までに延長された。しかし、関東の1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)は11月30日までの「基本的対策徹底期間」中はGo To Eatプレミアム付き食事券利用の自粛を呼び掛けているため、現在も食事券を利用できない状況が続いているという。政府は未だ期限の延長や使えるようになる期間を発表していないため、Go To Eatプレミアム付き食事券を購入した人からは不満の声が寄せられているようだ。

筆者もその1人だが、いまだ15,500円分のプレミアム付き食事券が使えてないまま財布に残っている。お店側も有効期限がいつまでなのか、正直わかってない感が否めない(筆者撮影)

ネットでは、「選挙が忙しかったのはわかるが、早く延長の発表をしてほしい」「せめて3月までは延長すべき」など、政府に対し有効期限の延長を求めるコメントが多数上がっている。他にも、「これから使えるようになったとして、12月15日までに使いきれるのか……」と食事券を多数買い込んだあまり期限内に消費できるか懸念する声や、「この食事券を数万円持っていますがずっと使えない期間が続いていて、返金もしないという詐欺状態です」といった政府へ怒りの声も散見された。

最近では新規感染者の数が格段に減っていることから、Go To Eatプレミアム付き食事券の利用を求める意見が相次いでいる。飲食店でお得に食事をすることができるとあって、購入時から使うのを楽しみにしていた人も多いはず。有効期限が延長されたことで「また使えるときになったら考えればいいや」と放置している人や、「そういえば財布の中に入れっ放しだった」と存在すら忘れている人も多いのではないだろうか。

うっかりしているうちに有効期限が切れて使えなくなってしまっては手遅れだ。お得な食事を楽しむためにも、Go To Eatプレミアム付き食事券に関する政府の発表に注目したい。

参照元:「GoToイート食事券」有効期限迫るも… 政府の方針いまだ示されず【MX news FLAG

※サムネイル画像(Image:image_vulture / Shutterstock.com)

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