おじさんにはわからない「飛ぶぞ」「禁止カード」「現実を生きるリカちゃん」SNS流行語大賞2021ノミネートワード決定

2021年のツイートの中から最もバズった流行語を決める「SNS流行語大賞 2021」。流行語といえば、ユーキャンの「新語・流行語大賞」を思い浮かべる人も多いだろうが、イー・ガーディアンが発表するSNS流行語大賞も、今年で3回目を迎え年末の恒例となりつつある。今年は一体どんな言葉がノミネートされたのだろうか。

今回は、SNSにおける流行語について詳しく見ていこう。

「またしても何も知らない大泉洋」「飛ぶぞ」などテレビネタがノミネート

SNS世代にとって、普段から多用している言葉が多数ノミネートされたのではないだろうか(イー・ガーディアン調べ)

11月17日に30語のノミネートワードが発表されたSNS流行語大賞 2021。30語の中から、後日大賞が決定されるという。今回ノミネートされたのは、「またしても何も知らない大泉洋」「飛ぶぞ」といったテレビ番組を元ネタとするワードや、「(現実を生きる)リカちゃん」「マツケンサンバ」など昭和・平成の時代に一世を風靡し今年リバイバルした言葉が多数ノミネートされている。

「またしても何も知らない大泉洋」とは、北海道テレビの人気番組「水曜どうでしょう」で企画内容を知らされていないタレントの大泉洋が登場した際にテロップとして重ねられていた言葉。ツイッターでは「○○ vsまたしても何も知らない大泉洋」と食欲や睡眠欲などと大泉を戦わせたり、雰囲気を和ませるためにテロップ入りの当時の画像を投稿したりと、色々な場面で多用されている。

長州力がバラエティ番組「相席食堂」(朝日放送テレビ)に出演した際に、ホタテを食べ「意識が飛んでしまいそうなほど美味しい」という意味で使用した「飛ぶぞ」も凡庸性が高いワードとして支持された。推しのライブに参加した後の感想や、メディアで話題の絶品グルメを食べたときのコメントなど、「とにかく最高!」という気持ちを表現するにはぴったりの言葉だろう。また、「○○してみな、飛ぶぞ」と未経験の人に何かをおすすめする際に使う人が多いようだ。

東京五輪をきっかけに、平成のヒット曲「マツケンサンバ」が再流行

ハッシュタグやリツイートなど、拡散機能に優れているTwitterは新しい言葉や造語が流行しやすいSNSといえるだろう

2021年といえば、東京五輪で日本中が盛り上がりを見せた年でもある。そんな五輪をきかっけに再流行したのが、平成の大ヒット曲・マツケンサンバだ。東京五輪開幕が迫った7月、開会式の音楽担当者が辞任したというニュースを受け、「ここから大逆転するには開会式を『マツケンサンバ』にするしかない」「何もかも忘れて踊り狂おう!」など、五輪開会式でのマツケンサンバ採用を切望する投稿がネット上で続出。ツイッターでトレンド入りするなどして話題を呼んだ。また、東京五輪関連では「ピクトグラム化」もマツケンサンバ同様に選出された。

「現実を生きるリカちゃん」(チャンネル登録者数 45.6万人)の「リカちゃん」や、「とうあ」(同66.3万人)のおなじみの挨拶「おはようでやんす」など、人気のYouTubeチャンネルに関連する言葉も上がっている。ネットならではのユーモアあふれるワードはもちろん、テレビ番組やYouTubeが元ネタとなったワードも多数ノミネートされる中、大賞に輝くのは果たして……。既に発表が待ちきれなくなってきた。

出典元:イー・ガーディアンは→こちら

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