ドコモMVNOで+メッセージ利用可能に、ユーザーからは「今更誰が使うの?」など冷ややか

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3大キャリアが提供するメッセージアプリ「+メッセージ」が、11月24日からドコモのMVNOやサブブランドでも利用可能となった。SMSに替わる手軽なメッセージサービスとして2018年に配信されたが、実際に利用しているという人はどれくらいいるのだろうか。今回は、利用可能な携帯会社が増えた+メッセージについて見ていこう。

ドコモのMVNOでも「+メッセージ」が利用可能に

電話番号しか知らない相手にも緊急時に連絡できる+メッセージ

+メッセージとは、電話番号を知っている相手なら気軽にだれでもやりとりできるメッセージサービス。スタンプや画像が送れたり、パケット通信量でのやりとりができたりと、従来のSMSメッセージよりも手軽で簡単に連絡を取り合うことができる。取引先相手や学生時代の同級生など、意外に電話番号しか連絡先を知らないという相手も多いのではないだろうか。そんな相手にも+メッセージならカジュアルにやりとりができるという。

ドコモは公式サイトにて「ドコモのMVNOで『+メッセージ』が利用可能に」と題した記事を公開。「さらに多くのお客さまにご利用いただくため、2021年11月24日(水曜)からMVNOに拡大します」と+メッセージの利用拡大を報告した。

また、MVNOへの対応を記念した「+メッセージMVNO対応記念キャンペーン!」を実施。+メッセージ公式アカウント「プラメの部屋」「プラメでお得」への利用同意・登録をするなど、参加条件を満たすと抽選で最大2万ポイントのdポイントが付与されるという。

(Image:NapasStockphoto / Shutterstock.com)

+メッセージがLINEのように当たり前のメッセージツールとして浸透する日はやってくるのだろうか……

太っ腹なドコモのキャンペーンだが、+メッセージの利用拡大にネットではさまざまな反応が寄せられている。「LINEを交換するほど親しくない同僚へ画像が送れるのが嬉しい」「SMSと違って料金かからないのでいいサービス」など+メッセージを評価するコメントがある一方で、「今更誰が使うの?ってレベル。LINEに出遅れているどころの話ではない」「電話番号を交換しなくてはいけないデメリットでもある」「相手も自分もアプリをダウンロードしないといけないのが手間」など、批判的な意見もあるようだ。

さらには「あと数年で、『+メッセージ サービス終了のお知らせ』とかなりそう」「周りに使っている人が誰もいないからすぐなくなりそうなサービス」と、サービスの終了を予想する声も。

ユーザーからは+メッセージに対して冷ややかな反応が優勢のようにみえるが、ドコモだけでなく、KDDIやソフトバンクも揃ってMVNOへ利用拡大する動きを見せておりキャリア各社は今後ユーザー獲得に力を入れていきそうな気配さえある状況だ。

+メッセージは、コミュニケーションツール最大手として自治体なども広く利用しているLINEの対抗馬となることができるのだろうか。世間の反応を見る限りここから巻き返すのはかなり厳しそうだが果たして……。

参照元:「+メッセージ」ドコモのMVNOでも今日から利用可能に【ITmedia NEWS

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