「給与デジタル払い」利用意向はわずか20%、いっそマイナカードみたいにポイント付与してみたら?

近年、国を挙げて普及が進められているキャッシュレス決済。以前から普及していたクレジットカードやICカードはもとより、新たな決済手段であるQRコード決済が一気に世間に浸透していったことは、読者のみなさんも日常生活の中で感じていることだろう。そこまで世の中の意識が変わったのならば、「給与のデジタル払い」も諸手を挙げて歓迎される……かと思いきや、大半が歓迎していないことが調査で明らかとなってしまった。

今回は、調査から見えてきた給与のデジタル払いのイメージなどについて考えていきたい。

67%が「給与は銀行口座で」と回答。その理由とは

「全てデジタルで受け取りたい」は残念ながら10%に満たなかった(ワークポート調べ)

総合転職エージェントのワークポートは12月2日、全国の転職希望者312人を対象に実施した「給与のデジタル払い」についてのアンケート調査の結果を発表した。そもそも給与のデジタル払いとは、給与の振込先が現在一般的な銀行口座ではなく、キャッシュレス決済サービスのアカウントに直接振り込まれるというもの。現在国が2021年度中の解禁を目指して、検討を進めているという。

そんなデジタル払いに対する意識調査では、「給与のデジタル払いにどんな印象を抱いているか」を尋ねると、「良い」が20.5%に対して「悪い」41.7%と、「良い」の倍以上、全体の半数近くがデジタル払いに対してネガティブな反応を見せる結果に。

さらに「解禁されたら給与をデジタル払いで受け取りたいか」の設問では、「全て現金を銀行口座への振り込みで受け取りたい」の回答が67.0%という圧倒的な支持を記録。「全てデジタル払いで受け取りたい」8.7%、「ボーナスやインセンティブのみデジタル払いで受け取りたい」14.7%という“デジタル払い支持派”の2つを足しても遠く及ばないことが判明した。

“銀行口座派”の投票理由は「現状どおりで不便を感じない」「現金でもらえた方が、決済方法が自由に選べ、お金の管理がしやすいため」「金銭感覚を保つため」といった声が聞こえてきたという。……なんだか「現金決済vsキャッシュレス決済」の現金派と似たことを言っている気がするのは気のせいだろうか。

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