ワンセグの衰退にはNHKの存在が関わっている可能性?

スマホにラジオの電波受信機能を搭載するという提案も見られた
確かにそもそも近年はテレビ離れが進んでいたところに、通信の性能向上や動画配信の普及が加わったことで動画配信サービスやSNSの動画などを気軽に見られる環境が整備され、テレビ番組とワンセグの需要が減っていったことは容易に想像がつく。しかしネット上からは、もっと強烈な指摘が続出している。
「ワンセグ機能は残してもよかったんじゃない?って思う。それこそ災害時とか便利だと思うんだけど」など、その存在を擁護する声がある一方で、「テレビ所有してない身からすると、ワンセグ付いてるだけでNHK受信料徴収対象になるんですよね」といったワンセグ機能のついたデバイスを受信料支払いの根拠とするNHKに対する批判が殺到している。「ワンセグ自体は悪くない技術だったのに、NHKが潰したと言っても過言ではない」「ワンセグをつけることが『メリット』から『リスク』に化けてしまった」などの厳しい指摘も相次ぎ、中には「テレビ離れにはNHKの存在が少しは関係してる気がします」と、NHKがワンセグの衰退だけでなくテレビ離れの原因の一端を担っているという意見も飛び出した。
急激に進むデジタル技術の進化においては、機能の淘汰は当たり前のように行われている。使われなくなった機能が消えていってしまうのは当然のこととも言えるだろう。
しかしワンセグの場合は、「NHKの受信料が発生する機能」という明確なデメリットがあったのも間違いない。需要としてもいつ淘汰されてもおかしくない機能ではあったが、NHKによるイメージダウンによって“絶滅”の時期が早まってしまったとなれば、同情してしまう。
引用元:スマホから消えた「ワンセグ」、2021年は搭載機種ゼロに その背景を探る【ITmedia Mobile】
●NHK(よくある質問集)携帯電話・スマートフォン、カーナビ、パソコンで放送を見る場合は受信料が必要かは→こちら
※サムネイル画像(Image:「Wikipedia」より引用)