一転、パスワードは実質2つ決めればいいらしい!

これは筆者が申請時に絶対忘れると思い「写真撮ってもいいですか?」どうぞ!言われたので写メした暗証番号の紙
4つのうち「利用者証明用電子証明書」「住民基本台帳用」「券面事項入力補助用」は共通でも大丈夫だというが、それでも同じコンテンツで2種類のパスワードを使い分けるのはなかなかに骨が折れる。筆者自身も覚えている自信がないため、写メで残した次第だ。
ネット上では、「マイナンバー作る時点でICチップを使い生体認証登録すれば汎用的な認証カードになるのだが、パスワード4つ登録という時点で国のデジタル化など遥か彼方に感じる」「生体認証を利用するなど安全性を高める方法が他にも有ります。設計の段階から間違っていると思う」といったデジタル化を進めたいはずの国がアナログなパスワード管理を推奨することを疑問視するユーザーが少なくなかった。
また、「情報漏洩した場合の補償は?責任は?」といった万が一パスワードが流出してしまった際の対応に言及する意見や、「マイナンバーカードは作りませんので、御心配なく!」など、「マイナンバーカード絶対に作らないぞ」勢も複数現れたのだった。
「2万円給付」で色めき立ってマイナンバーカードを作ろうかと考えた人も多いだろうが、この“パスワードの壁”の存在で「面倒だからやっぱいいや」となった人はどれだけいるのだろうか。マイナンバーカードの普及には、まだまだ時間が必要そうだ。
参考元:マイナンバー パスワード忘れた 多すぎない?【NHKニュース】
※サムネイル画像(Image:umaruchan4678 / Shutterstock.com)