「Googleドライブ」上の不適切なファイル削除へ、それってグーグルから中身を見られているの?

でもそれ、グーグルに勝手に中身を見られているのでは?

(Image:Nopparat Khokthong / Shutterstock.com)

社会を守るためのルールが、かえってユーザーの不安をあおってしまわないだろうか

どういうことかというと、例えば、芸術家がアート作品として裸体の絵画のデータを保存していた場合に、過度な性的コンテンツと受け取られる場合もあるかもしれないのだ。

実際、2021年9月、戦車の歴史に関する資料をバックアップしていた研究者が「テロ活動に従事している」としてアカウントをロックされる問題が発生したそう。こういった研究者たちが世の中のためになる研究を行うには、膨大な資料が必要となる。そういった資料をいつでもどこでも見ることができ、カテゴリーごとでフォルダ分け、さらにはすぐさま必要なものが検索できる便利機能であるクラウドで管理することで、より研究を効率化してやりやすくしていたことだろう。ところが先述のような不適切と判断したデータの取り締まりが行われ、不当な制限がかけられてしまっては、仕事にならないのではないだろうか。

また、いまやビジネスシーンで社内や顧客とのやり取りでグーグルドライブを利用しているサラリーマンも少なくない。何かの間違いで仕事用のファイルが違反扱いされてアクセスできなくなったら……仕事が滞ってしまう人も一定数存在するのではないだろうか。

グーグルがどのようなシステムを使用してファイルが不適切なものなのかを判断しているのかはまだ定かではない。“世界のグーグル”だけあって、安全性には一段と気を遣っていることだろうが、具体的な方法の説明がない限りは、一般ユーザーからしたら「勝手に中身を見られている?!」と思うかもしれない。いってしまえば、プライバシーが守られず、「知らない間にグーグルに個人情報を提供している」と感じてしまう人も出てこないとも限らない。

グーグルだけでなく、今や別のクラウドサービスも充実している。例えば動画に特化したものやビジネス専用など用途も多様だ。現ユーザーたちがプライバシー保護を気にしてグーグルドライブから他サービスに流れていく前に、早いところ具体的な説明が必要となりそうだ。

参照元:「Googleドライブ」で不適切なファイルの取り締まりがスタート【GIGAZINE

※サムネイル画像(Image:Rohane Hamilton / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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