ローソンのホットミルクを半額提供が話題! 元牛乳屋ならではの取り組み? 酪農家からも「ありがたい」の声

コロナ禍で飲食店の営業自粛や学校休校で給食が少なくなったために、生産分を消費しきれず窮地に立たされている食品・食材は数多い。中でも牛乳は、全国での小・中学校などの給食での提供が格段に減ったことで廃棄に至る量が急増した。そんな牛乳のピンチを救うべく、ある取り組みをローソンが行うという。これにはローソン発祥の歴史も絡んでいるのかもしれない。

マチカフェホットミルクが65円!年越しを牛乳とともに

(Image:lawson.co.jp)

通常でもマチカフェのホットミルクはタンブラー持参で10円引き

ローソンは2021年12月31日から2022年1月1日の2日間、全国のローソン店舗で「ホットミルク」の提供価格を通常の130円から65円の半額に値下げするという。初詣ついでにローソンに寄って、ホットミルクで温まるのもよさそうだ。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって牛乳・乳製品の需要回復が遅れている中で、まもなく迎える年末年始は牛乳の消費量が減少する時期なのだとか。そのため、牛乳の消費量拡大を応援する狙いがあるよう。ローソンが提供するホットミルクは、牛乳本来のほのかな甘さが味わえると謳う国産生乳100%使用牛乳。ローソンのカフェブランド「マチカフェ」のメニューとして展開されており、いつでもどこでもおいしいホットミルクが楽しめる。

2020年3月にも同様の取り組みを実施。これは全国で給食時の牛乳の提供が少なくなることを懸念し、牛乳の消費支援を目的にしたのもの。実施した12日間での販売数は150万杯と、牛乳消費に貢献したのではないだろうか。いち早くこうした取り組みを行う背景には、あるローソンの思いがあるのかもしれない。

元牛乳屋だからこそ。ユーザーからも「素敵な取り組み」と絶賛

(Image:yu_photo / Shutterstock.com)

アメリカンファームを連想させる、ローソンのミルク缶デザイン

この取り組みを受けて、ネットには「これは素晴らしい決断」「とてもいい取り組みだと思います。我が家は牛乳大好きなので、嬉しい」「早い、この行動力」と、多くの称賛の声が集まっている。

中には「ローソンはもともと牛乳屋が発祥だからね」との声も見られた。そう、ローソンは1930年代にアメリカオハイオ州のJ.Jローソン氏が営んだ牛乳販売店「ローソンのミルク屋さん」が発端。そのため、皆さんお馴染みのローソンの青い看板には「ミルク缶マーク」が描かれているのだ。今でこそなんでも揃うコンビニエンスストアの代表となっているが、まちの牛乳屋から始まったローソンは、牛乳に対する思いが一層強いのだろう。

またネットの声の中には酪農家たちからのものもあり、「支援や応援が、私達酪農家には大きな励みになります」「ありがたい!いや本当にありがとうございます」と感謝の声が続々。乳牛は病気を防ぐため毎日搾乳する必要があり、生乳の生産量をコントロールすることが難しいという。そのため、消費量が減ると廃棄せざるを得ない。フードロスや酪農家たちの負担を考えると、牛乳を救うローソンの策は大きな助けになるだろう。

ホットミルクと一緒に、マチカフェスイーツなどを楽しむのもよさそうだ。ついでにパック牛乳を購入して、家でもたくさん飲もう。

参照元:年末年始 ホットミルク半額 ローソン「牛乳消費」支援へ【FNNプライムオンライン

※サムネイル画像(Image:lawson.co.jp)

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