2022年発売予想のアップル製品が注目を集めている。2021年9月に発売された「iPhone 13」は前モデルからマイナーチェンジに留まったことが原因で売れ行き不調が目立っている中、2022年に新発売される製品にはどのような変化があるのだろうか。今回は、メディアで報じられている情報やリーク画像をもとに、2022年に発売予想されているアップル製品のスペックについて見ていこう。
ノッチ廃止はiPhone 14 Proのみ？ついにユーザーの期待に応えるか
（Image:Yalcin Sonat / Shutterstock.com） やはりiPhone 14とiPhone SEのリリースは一番の関心事かもしれない
2022年に発売が予想されているアップル製品は、「iPhone SE（第3世代）」「iPhone 14シリーズ」をはじめ、ミニLEDバックライト搭載ディスプレイでMagSafeや双方向充電に対応した新型の「iPad Proシリーズ」、A16搭載で5Gに対応した「iPad Air（第5世代）」、指紋認証「Touch ID」を電源ボタンに搭載した「iPad（第10世代）」、M1 ProかM1 Max搭載の新型「Mac mini」などの名前が挙がっている。噂レベルの情報もあるが、同商品の購入を検討している人の中には新型モデルの発売を楽しみにしている人も多いだろう。
中でも多くの人に待望されているのは、iPhone 14シリーズと、iPhone SE（第3世代）だろう。iPhone 14 Proでは、A16チップの搭載やインカメラがノッチ型からパンチホール型への変更が予想されている。iPhone 14とiPhone 14 Maxでは引き続きノッチ搭載、A15 Bionicチップを搭載することで、iPhone 14 Proをよりハイエンドの機種として差別化を図るようだ。これまで新型モデルが発売される度にノッチ廃止の声が多く上がっていたが、いよいよiPhone 14 Proがユーザーの期待に応えてくれるかもしれない。
（Image:Framesira / Shutterstock.com） コンパクトでありながら十分な機能を備え、iPhoneシリーズの中でもコスパ抜群のiPhone SE
iPhone 14 Proのノッチ廃止同様に、期待値が高まっているのが指紋認証「Touch ID」を採用したiPhone SE（第3世代）だ。iPhone XRをベースに、Touch IDを採用したモデルとなるという見方が示されている。iPhone X以降では、Touch IDに代わって顔認証の「Face ID」が採用されているが、マスクをつけることが当たり前となった今、Face IDの不便さとともに指紋認証の復活を希望するファンも多いようだ。
iPhone 13の発表前には一部で「Touch IDが復活するのでは」といった憶測も流れていたものの、実際には搭載は見送り。それも影響してか不評だったこともあり、指紋認証を搭載したiPhone SE（第3世代）の人気が高まりそうだ。
これらのニュースを見たネット上のアップルファンからは「今年もアップルには期待したいなー」「iPhone 14すごいことになりそう」「Mac mini早くたのむ」「株主にはMac Pro 最低モデルを20万円で買えるようにしてください」「Lightning廃止でお願いしたいですね」など、様々な反応が寄せられている。
各社でiPhone 13シリーズをはじめ、スマホの値下げ合戦が繰り広げられていた2021年。一方で、「せっかく買うならハイスペックな新型モデルがいい」と、狙いのスマホの発売を待っていた人もいるだろう。iPhone 14シリーズやiPhone SE（第3世代）の大幅なモデルチェンジが、iPhone 13シリーズの不調を挽回するカギとなりそうだ。2022年のアップル新製品の発売に期待が集まる。
※サムネイル画像（Image:John Gress Media Inc / Shutterstock.com）
