QRコード決済「王者PayPay」が独走状態に!2位は楽天ペイ、d払い、au PAYのシェア争いが激化

スマートフォン1台持っていれば、財布を持ち歩かなくても気軽に支払いができるQRコード決済。ここ数年で当たり前となりつつあるが、実際によく使用されているQRコード決済は何なのだろうか。今回は、インフキュリオンが行った調査をもとに、各種キャッシュレス決済の利用率とQRコード決済のシェアなどについて紹介する。数あるサービスの中で一番人気となるQRコード決済は果たして……。

QRコード決済、利用者は右肩上がりに増加中!

クレジットカード決済はキャッシュレス決済の中でも随一の利用率だ(インフキュリオン調べ)

インフキュリオンは、全国の16歳〜69歳男女5,000人を対象にQRコード決済に関する動向調査を実施。キャッシュレス決済手段では、78%の人が「クレジットカード」を利用していると回答し1位に選ばれている。次いで2位「FeliCa型電子マネー」(58%)、3位「QRコード決済アプリ」(56%)、4位「ブランドデビット」(22%)、5位「ブランドプリペイド」(9%)、6位「BNPL(後払い決済サービス)」(8%)という順に。中でもQRコード決済は2019年の第一回調査から急速に利用率を伸ばしており、このままいけば次回・次々回調査でFeliCa型電子マネーを追い越すほどの勢いだ。

では、QRコード決済は日常のどのような場面で使用することが多いのだろうか。「QRコード決済サービスの使い分けについて」について見てみると、「お店によって使い分けている」と回答した人は37%、「キャンペーンによって使い分けている」は32%を占めている。決済サービスによって配布されるクーポンの対象店舗やキャンペーン期間が異なるため、お得さを求めて上手に使い分けている人が多いことが伺える。一方「特に使い分けず、なるべく同じアプリを利用している」と回答した人は16%で3番目に多い結果となった。残高やポイントの管理を一本化したいというニーズもあるようだ。

近年は様々な企業がQRコード決済を運用している(インフキュリオン調べ)

ここからは、「各QRコード決済アプリの利用率」ランキングを紹介する。3位にはドコモが提供する「d払い」(14%)が選ばれた。ドコモの公式クレジットカード「dカード(dカードGOLD)」と紐づけてd払いで決済すると還元率がアップするキャンペーンも実施されているため、dカードとあわせて利用する人も多いようだ。

2位には、楽天経済圏での利用でお得にポイントを貯められる「楽天ペイ」(17%)がランクイン。楽天カードからチャージするとポイント還元率がアップし、支払い時に楽天ポイントカードを提示することでポイントをさらに獲得できるのも魅力の1つだ。

そして栄えある1位には、QRコード決済のトップを独走する「PayPay」(39%)が選ばれた。2位以下を大きく引き離す断トツぶりで圧倒的な人気を見せつけている。対象の飲食店やオンラインストアでの買い物代金が“最大全額戻ってくる”「ペイペイジャンボ」をはじめ、太っ腹なキャンペーンが特徴。ここぞという大きな買い物をする際に利用する人が増えている。

以上、QRコード決済の動向と利用率の高いサービストップ3について紹介した。まだQRコード決済を使いこなせていないという人は、この機会にPayPayや楽天ペイ、d払いを始めてみてはいかがだろうか。

出典元:QRコード決済の利用率が56%と過去最高を更新【インフキュリオン】

※サムネイル画像(Image:StreetVJ / Shutterstock.com

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