キャッシュレス利用率90%超え、決済手段1位は「モバイルQR決済(QRコード決済)」に【電通の調査】

このコロナ禍で、現金のやり取りを避けたいとの理由からキャッシュレス決済を始めた人は多いのではないだろうか。日本政府も2020年7月に、世界的に見て遅れていた日本国内のキャッシュレス決済比率を「2025年までに4割程度まで引き上げる」と目標を定めて大きな話題となった。そして最近発表された調査から、その数値の目標達成もあながち不可能ではなさそうな予感がしてきたようだ。

最も普段使いされているキャッシュレス決済はQRコード決済に決定!

10人いれば9人以上がキャッシュレス決済を利用しているという(画像は「電通キャッシュレス・プロジェクト」リリースより引用)

電通は1月21日、2021年12月に実施した第2回「コロナ禍における生活者のキャッシュレス意識調査」の結果を発表した。その結果によれば、生活者のキャッシュレス決済利用率は93.3%にのぼるといい、前回調査の88.6%から5ポイント近い伸びを見せた。利用者の中でも「よく利用している」という回答が全体の56.2%を占め、半数以上が積極的にキャッシュレス決済を利用している様子が明らかとなった。

また、コンビニやスーパー・ドラッグストアでの利用が「増えた」という回答が多く、コンビニ利用に至っては40%以上が「増えた」と回答しているのだ。たしかに私たちが生活している中でも、コンビニで電子マネーやQRコード決済などを利用している人を見る機会が増えたように感じられる。これまで「コンビニみたいな少額でクレジットカードを使うのは気が引ける…」と、クレカ利用を控えて“それ以外の決済手段”として現金払いを利用していた人も、キャッシュレス決済の利用推進を追い風に、気軽に利用を始められるQRコード決済を使い始めたという人も多いのではないだろうか。

実際に「普段使いのキャッシュレス手段」を問う質問では、「週2~3回以上」利用する決済手段の1位が「モバイルQR決済(QRコード決済)」に。57.8%を記録し、2位以下に10ポイント以上の差をつけての断トツぶりを示したのだった。

キャッシュレス決済、今後の普及は事業者次第?

大手銀行の硬貨手数料問題など、事業者も現金でのやり取りからキャッシュレス決済へ移行せざるを得ない時なのかもしれない

この調査結果に対し、ネット上からは「最近iDやQUICPayが使える店も増えて、確かにカードを使う機会は減った」「日常利用でいうとQRコードになってきてるっぽい。クレジットカードは高単価決済のイメージ」など、これまでキャッシュレス決済としてメインだったクレカよりも、他の決済を利用する機会が増えていることを実感するユーザーも少なくなかった。

この調査から、生活者の“キャッシュレス意識”はこのコロナ禍において着実に高まっていることが分かった。ただ、経産省が2021年1月~3月に行った事業者向けのアンケートでは、回答した約1,200社の約7割がキャッシュレスを導入しているものの、電子マネーは4分の1程度との結果が出ている。また、キャッシュレス決済を導入していない理由の上位に、客からの要望がない、手数料が高い、との声があげられている。

消費者側と事業者側双方の意識改革や、キャッシュレス決済のメリットを事業者に実感させることなど、今後の課題はまだ多そうだ。

出典元:電通、第2回「コロナ禍における生活者のキャッシュレス意識調査」を実施【電通キャッシュレス・プロジェクト

オトナライフ編集部
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