同じスマートフォンを使っていても、人によって個性が出るのがスマホケース。スマホケースは主に端末の保護を目的としているが、実用性やデザインを重視したものも数多く、色鮮やかなものやカード類を収納できるもの、有名キャラクターとコラボしたものなど、さまざまなスマホケースが販売されている。今では単なる保護アイテムというだけでなく、ユーザーの個性を表すファッションアイテムとしての側面も強いようだ。ではどのようなスマホケースが多く使われているのだろうか。
ハード?手帳?一番人気のスマホケースとは
LINEリサーチでは2021年、全国の15歳~59歳の男女5,252人を対象に調査を実施。その結果によると「スマホケースを使っていない」人の割合は全体でたった7%と、ほとんどの人がスマホケースを使っていることが明らかとなった。全体で最も使われているのは「手帳型ケース」。2位が僅差で「ソフトケース」となり、どちらも3割強の人が利用している。次いで「ハードケース」が3割弱で続いている。
年代別で見ると、ハードケースは10代~20代が多く利用し、手帳型ケースは年代が上がるほど使う人の割合が高くなっていることが判明。ソフトケースはどの年代でも3割前後となったが、若干若年層のほうが多くなっている。
若い人にとって、ハードケースやソフトケースはデザインの種類が豊富で自分好みのものを見つけやすいので魅力的に感じているかもしれない。また手帳型は写真を撮る際に手帳を開かなければならず、SNSにアップするために頻繁に写真を撮る機会が多い若者にとっては、その手間が敬遠されている可能性も否定できない。そういったこともあり、手帳型よりハードケースやソフトケースを使う人が多いのかもしれない。
スマホケースに入れるもの第1位は、やっぱり毎日使うアレ
スマホケースやカバーにはカードを収納できるスペースやストラップをつけられるものも多いが、どんなものを入れたりつけたりしているのだろうか。
スマホケースやカバーに入れたりつけたりしているものについてのアンケートでは、「入れたり、つけたりしているものはない」という人が全年代で6割弱であった。特に男性の割合が高く、余計なものをケースにつけない人が多いようだ。
入れたりつけたりしているもので最も多いのは「定期/ICカード」で全体の1割超。次いで「ステッカー/シール」「ポイントカード」「メモやふせん」「ストラップ/アクセサリー」と続いた。
定期やICカードは通勤通学で利用する頻度も高く、定期入れの代わりにスマホケースに入れている人も多い。30代男性のランキングでは、1位は全体の順位と同様に「定期やICカード」だが、2位は「クレジットカード」、3位は「身分証明書」と、落とすと怖いものが上位に入った。スマホをうっかり落としてしまった人も多いだろうに、30代男性はリスクよりも手軽さを重視する傾向にあるのかもしれない…。
誰もが持っているスマホ。そのスマホを守るスマホケース。しかしさまざまな種類のスマホケースがある中で保護するだけでなく、もっと便利にしたい、もっとおしゃれにしたいと思うのは当然だろう。あなたのスマホにはどんな個性が表れているだろうか。
出典元:スマホケース使ってる?【LINEリサーチ】
※サムネイル画像は(「写真AC」より引用)