意外…Twitterの趣味系アカウントの投稿者は、日常・雑談系より「生活満足度が低い」ことが調査結果で判明

Twitterで投稿をする人のうち「『趣味など、自身が好きなものについて』を主として呟く人ほど、生活満足度が低い傾向にある」という意外な調査結果が出た。趣味を持っているとそれだけで充実していると思われがちだが、真逆の結果となった理由は何なのだろうか。また、逆に生活満足度が高いのは、どういったタイプの投稿をしている人になるのだろうか。

Twitterで投稿する4割以上が「趣味」の話題

Twitterには同じ趣味の人とつながれる楽しみもある(アスマーク調べ)

「趣味を持つと生活が充実する」「仕事以外に趣味を持つべき」など、趣味を持つことは人生のプラスになるイメージがある。しかし、この結果を見ると必ずしもそうとは言えないようだ。

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークが、全国の20~40代の男女で週1回以上Twitterにログインする人を対象に「Twitterの使い方に関する調査」を実施した。その中で、趣味について呟く人の「生活への満足度」がほかの内容を投稿する人に比べて低いことが判明したのだ。

調査によると、Twitterにログインする人の64.4%が「情報収集」などに使用して文章を投稿しておらず、文章を投稿する人は全体の29.3%だそう。さらに投稿する話題の2大傾向としては「趣味など、自身が好きなものについて」が42.7%、「日常の出来事、感情など」が33.5%と多数を占めた。

生活満足度については「今の自分の生活についてあてはまるものをお知らせください」という設問で、日常・雑談系アカウントの60.2%が「満足」と答えたのに対し、趣味系アカウントは47.3%にとどまり他の話題と比べても低い傾向にあることが判明したのだった。

趣味系アカウントが満足できない理由とは?

趣味系のユーザーのうち28.3%は生活に不満を抱いていることが判明した(アスマーク調べ)

趣味を持ちながら、今の生活について「不満」「どちらともいえない」と答える人が多いのはなぜだろうか。考えられる理由としては、趣味に対して満足できていない、または趣味に当てる時間の少なさなどが挙げられるだろう。

当然ながら、趣味を楽しむには一定の時間が必要だ。しかし、学生なら勉強やアルバイトに追われ、社会人なら定時までに終わる仕事は少なく、帰宅してからも家事など「やらなければいけないこと」はたくさんある。趣味に手をつけられるのはすべて終わったあとで、ときには何もできず1日が終わってしまうこともある。すると熱を入れている趣味を持つ人ほど、フラストレーションを貯めてしまうのだ。

また、Twitterという場では他者と自分との比較も起こる。心ゆくまで趣味に打ち込んでいる人と自分を比べて、今の状況を変えたい、もっといい生活があるはずだと思う人はいるだろう。しかし、不満を持つことが必ずしも悪いことではない。その気持ちをバネによりよい生活を手に入れたなら、やはり趣味を持っていることは人生のプラスになるのではないだろうか。

出典元:Twitterの使い方に関する調査【株式会社アスマーク

※サムネイル画像(Image:Michele Ursi / Shutterstock.com)

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