おじさんのネイルサロン通いが増加? 30~40代が全体の約70%を占める、一度始めるとやめられない理由とは

ネイルサロンといえば女の園。女性が自身を彩り、誰かに見せるためにするもの!……というのは昔話で、自分自身が満足するためにするもの、という意見が増えている。コロナ禍で在宅時間が長くなっても、ネイルの需要はとどまることを知らず、ストレス解消に近い感覚で通っている人も多いと聞く。

ところが今、そのネイルサロンにさらなる変化が訪れている。いや、「おじさん」が訪れていることをご存じだろうか。ジェンダーレス時代からなのか、男性の身だしなみの一つとして定着してきているのか…。

周りの影響で始める人が半数以上。金銭面が年代に影響!?

最もネイルサロンに行っているのは意外にも30代!(ネイルブック調べ)

ネイル予約アプリ「ネイルブック」を運営する株式会社スピカが、ネイルサロンを予約したことがある男性124名を対象に実施した「メンズネイルに関するアンケート」。その結果が驚きだった。

ネイルサロンに通う年齢層は、美意識やファッション感度が高いZ世代と言われる10代・20代が多いと思いきや、意外にも30代が39.9%、40代が29.3%と、この世代で約7割を占めている。これは、いわゆる「おじさん」と言われ始めがちな年代。その対策として通っているのだろうか。その理由の一つには、「ネイルサロンに継続的に通う為には毎月一定の出費がつきものであるため、金銭面で余裕が出てくる30代〜40代の層が多くなった」と同調査では推測している。

通い始めたきっかけとして多いのは、「周りに勧められた」30.9%と、「周りがやっているのをみて始めた」(27.6%)という回答。過半数の方が知人に勧められたり、周りの人がやっているのをみたりしてネイルを始めている。自発的に始める人や、モテを意識する男性は少ない、という結果だった。

ネイル歴3年以上が27.6%、1年以上の合計が過半数超え。通い続ける理由とは

利用者の職種は営業職が最も多いが、運送業、エンジニア、事務職など職種は様々

男性がネイルサロンに入店するのは、初めてなら特に勇気がいることだろう。通っているネイルサロンの業態については、ネイリストが1名で運営する「プライベートサロン」と回答した男性が47.2%。次いで「美容院の中のサロン」(25.2%)、「路面店」(13.8%)、「チェーン店」(10.6%)の順だった。プライベートサロンは「人目を気にせず行きやすい」という理由から女性にも人気だが、それは男性も同じなのだろう。

「ネイルサロンに通い始めてどのくらい経ちましたか?」という質問に対して「3年以上」と回答した男性がおよそ3割。ネイルを始めるとやめられなくなる女性は多いが、男性も同様の傾向にあるようだ。「取引先へのイメージアップ」、具体的に「周囲から褒められた」、「娘の影響で試してみた」という声も。また、ネイルサロンに通う際に身だしなみを整える人が多く、自身の気持ちを入れる定期的なタイミングづくりという面もありそうだ。

1年から3年以上と答えた人は全体の56%にも及ぶ(ネイルブック調べ)

回答者のうち、ネイル歴1年以上の男性が半数以上を占め、継続的に利用していることがわかる。とくにネイルサロンに通うのが恥ずかしいという気持ちがある男性は、店舗を切り替えることなく続けている、優良顧客なのかもしれない。

最後に、ネイルへの周りの反応として、「無反応」が過半数だが、4割近くの男性が褒められているという事実もある。始めようか迷っている人にとっては、背中を押される数値。おじさんと呼ばれるポジションから脱却するためにも、思い切って始めてみるのもよさそうだ。

出典元:ネイルブックは→こちら

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