おじさん達には理解できない? 友達作りは「SNS」が当たり前のミレニアル世代

ミレニアル世代の友達作りに関する調査の中で、1位の「職場」に次いで、2位が「SNS」となった。社会人が1日の大半をすごす職場はなるほど納得だが、SNSが2トップになるとは10年前は考えられなかっただろう。共通の話題で盛り上がり、価値観が似た人がつながれるSNS上の「友達」。実感のある人は多いのかも?

社会人の34.6%が「友人ができない」

いろいろ気を遣う社会人、孤独を感じている人は多いのかも(提供:「GRAVITY」調べ)

SNSサービス「GRAVITY(グラビティ)」を提供するHiClub株式会社が、「ミレニアル世代の友達作り」について調査を行なった。

まず「社会人になってからできた『仲の良い友達』はいますか?」という質問には、65.4%が「いる」、34.6%が「いない」と回答。また「社会人になってからできた友達とどこで出会いましたか?」という質問では「職場」が60%、「SNS」が40.1%と突出して多く、続いて「イベント」12.0%、「行きつけのお店」8.7%、「自分の子どもを通じて」4.9%などが続いた。

(提供:「GRAVITY」調べ)

SNSを使った友達作りというと若い世代に限ったイメージがあるが、今回のアンケートは20歳~39歳が対象だ。“おじさん”の年齢に片足を突っ込んだ30代も例外ではないことが分かる。デジタルネイティブではなくても、学生時代からmixi(ミクシィ)などのSNSに慣れ親しんできたため抵抗感も少ないことが考えられる。

大人になると、対面で気を遣いすぎるスキルが身についてしまうのかもしれない(提供:「GRAVITY」調べ)

調査では「学生時代と社会人になってからでは、友達の作り方に違いはありますか?」という質問も行なわれた。すると約7割が「ある」と回答。「社交辞令かな?と思ったり、断られるのが怖くて誘いにくくなりました」「プライベートな部分をどこまで話していいか相手の様子を伺う。中々、本音で話すことが出来ない」といった社会人ならではの悩みが邪魔して、友達を作る際に重視する「価値観」や「趣味が同じ」という部分までたどり着くことが難しいようだ。

その点、SNSであれば興味のある話題をフォローすることから関係性をはじめられるため「価値観」が近く「趣味が同じ」人とつながりやすいメリットがある。実際に会ったことがなくても毎日のように会話をし、数年来のつきあいという人も存在する。SNSをしている人であれば、SNS上でも「友達」と呼べる関係性が成立すると実感している人もいるだろう。一方で、匿名性の高いつきあいでは一定の線引きをしておくことも大切だ。顔や近所の写真を出したことをきっかけに“身バレ”するなど、トラブルにつながる可能性もあるからだ。

社会人になってからできる友達は貴重な存在だ。毎日を楽しく過ごすために、SNSもうまく使っていきたいものである。

出典元:ミレニアル世代の友達作りに関する調査【HiClub株式会社

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