現在ほどスマートフォンが普及する前、連絡手段といえばドコモ、au、ソフトバンクが提供するキャリアメールが一般的だった。しかしスマホが一般的なものとなりLINEなどメール以外の方法で連絡を取る人が増えている昨今、キャリアメールに固執する必要はあるのだろうか?株式会社SheepDogが運営するSTRATE[ストラテ]の調査によると、もはや半数近くがキャリアメールを使っていないことが判明した。
今回は、有料の移管サービスを利用してでも使い続ける必要性はあるのかを含め、キャリアメールの動向をお伝えしていきたい。
もはや半数近くが使っていないキャリアメールの実態が判明

「月に数回」12%、「年に数回」11%と、その利用頻度は確実に下がってきている(「STRATE[ストラテ]」調べ)
株式会社SheepDogが運営するSTRATE[ストラテ]が2022年2月に行った「キャリアメールに関するアンケート」の調査結果によると、「SMSやキャリアメールを利用することはありますか」という質問に、最も多かったのが「ほとんど使っていない」で、49%の人がキャリアメールを利用していない実態が明らかになった。また、2位は28%で「日常的に使っている」となったのだが、回答者の年代別では、60代以上は「32%」だったのに対し、20代では「24%」と、やはり年齢が上がるほど利用頻度も高まっていることがわかった。